ベトナムへ旅行する場合の注意点や気をつけることは?
特別に必要なものはあるのでしょうか?
ベトナム人の言葉はベトナム語ですが、日本語や英語は通じるのでしょうか?
ベトナムのトイレや衛生は注意が必要なのでしょうか?
その他にも気を付けなくてはならない事があります。
その辺りについて、ベトナムのハノイ経由でダナンとホイアンを旅行してきた自分の体験を基に書いていきます。
あくまで自分の場合には、旅行会社のツアー(個人)での経験になりますので多少限定的にはなりますが、かなり参考になると思います。
Contents
ベトナム旅行の注意点は?
ベトナム旅行の注意点の根底にある考え方として、日本とは全てが違うと思っておく事です。
このように考えておくだけで大体の注意事項は理解出来ます。
1.スリや置き引きに注意する。
2.生水を飲まない。飲食店選びにも注意する。
3.氷に注意する。
4.道路を横断する時には、決死の覚悟をして細心の注意を払う。
5.買い物する時に値段が付いていない物は、値引き交渉する必要がある
6.ベトナムの通貨であるドンの桁が多いので計算間違いしない事。
1.スリや置き引きに関しては、ベトナムだけに限った事ではありません。
しかし、ホイアンのナイトマーッケットの時には、現地のベトナム人ガイドさんから直々に注意がありました。観光客だけが狙われている訳でもないそうです。
2.ベトナム人でも生水は飲みません。ミネラルウォーターを購入して下さい。
飲食店はお客の多い店を選び、必ず火の通った物を食べるようにして下さい。
3.氷が入っている物も氷自体が安全な場合と危険な場合があります。レストラン等で出される安全とされる氷には、筒状に大きな穴があいているそうです。
出来るだけ氷がない飲み物(ビールなど)の方が安心です。
ホテル内で出される物については安全と言えます。
4.ベトナムは、想像を遥かに超えたバイクの国でした。絶え間なくバイクが走っています。
二人乗りは当たり前で三人乗りもあり、最大で六人乗りを見ました。家族であれば六人でもオッケイだとガイドさんは言っていました。(法律を確認していませんが)
信号もほとんどありません。(ルールがあるのかも定かではなく)交通マナーは酷くお互いに譲り合うよりは強気な方が先に行くという感じでした。
車に乗っていても怖くて気が気ではありませんでした。
そのような交通事情の国ですから、道路を徒歩で横断するのは出来るだけ避けた方が良いです。
しかし、必要に迫られて道路を渡る時には、一定の速度で運転手に睨みを利かせながら歩く必要があります。
途中で走ったり止まったりすると危険ですし動けなくなってしまいます。
(大通りの真ん中で立ち往生している外国人を結構見かけました。)
5.スーパーなど値段が呈示されているところは安心ですが、ホイアンなどの店の商品にはほとんど値段が付いていませんでした。(自分たちは、ガイドさんが一緒だったので先に値段交渉をしてもらいました。)
ホイアンのナイトマーッケットで、何やら交渉していた人が怒って立ち去るのを店員が電卓と商品を持って追っかける光景を目にしました。
(高いと思ったら立ち去るくらいでちょうどいいかもしれない。)
6.ベトナム通貨の桁数が多いので、勘違いしないようにして下さい。単純に大体の値段を計算する場合には、200で割ると日本円に換算出来ます。
(厳密には、計算した金額よりは少し安いですが。)
ベトナム旅行に必要なものは?
ベトナム旅行に必要なものは何でしょうか?
これは、一般的な海外旅行に持って行く必需品は除きます。(別の記事に書いてあります。)
関連記事:海外旅行の持ち物を最小限に!最低限に必須な物やあると便利なものは!
今回ベトナムに行くに前に珍しく下調べをしました。(少し心配な面があったので)
すると、(第2章で書きますが)トイレや衛生面の心配があるとの事でした。
テッシュペーパーやウエットティッシュやトイレに流れるタイプの抗菌のウェットティッシュなどが必要だと解り持っていきました。
冒頭文で書きましたが、今回は旅行会社のツアーだったのであまりローカルなレストランには行きませんでした。その為にほとんど必要がありませんでした。
しかし、滞在するホテルや食事する場所が心配な人には必要だと思います。
その他では、ベトナム旅行中に必要なものには10000ドン紙幣があります。
両替はホテルなどで出来ますが、細かい金額ではしてもらえませんでした。100000ドン単位になります。
この10000ドン紙幣はチップなどには必要です。
写真は、100000ドン紙幣になります。
(念の為に付け加えておきますが、)その他では、ベトナム旅行に必要なものにはパジャマがあります。パジャマはベトナム旅行以外にも必要かもしれません。
ベトナム旅行で言葉やトイレや衛生は?
ベトナム旅行で言葉やトイレや衛生はどうなのでしょうか?
ベトナム旅行での言葉は?
ベトナム人ガイドさんが言っていました。
ベトナム語と日本語は文法が反対。
ベトナム語と英語は、文法が一緒。
だから、ベトナム人は英語が話せる。
この理屈からわかるように、ベトナム人は日本語が全く理解出来ません。
更に言えば、ベトナム人ガイドさんもちょっと難しい日本語は理解出来ません。
話の途中で、「解りました。」と遮断される事が多々ありました。(絶対に解っていません。簡単な日本語を使う必要があります。)
ホテルやレストランの人も全員が英語をペラペラに話せる訳ではありません。
こちらも解りやすい簡単な英語を話すのですが、解らない人もいました。
ベトナム人も考えながら簡単な英語で会話しようとしてきました。
(お互い似た者同士の方が会話がスムーズだったりします。)
むしろ英語がペラペラのベトナム人が速い英語で話すと、こちらが解らない事もありました。
ベトナム旅行でトイレは?
ホテルのトイレには、トイレットペーパーが備え付けられていましたが、ウォシュレットではありませんでした。
ベトナムダナンの滞在したホテルについては、別の記事に書いてあります。
関連記事:ベトナムのホテル事情!トイレやアメニティと充電やセキュリティは?
更に言えば、ダナン市内のレストランやホイアン市街地の飲食店のトイレにもトイレットペーパーがちゃんと備えられていました。
しかし、観光地のトイレは、行く前に想定していたものと同じでした。
これは、ソンチャ半島にあるリンウン寺に行った時に立ち寄ったトイレです。
リンウン寺は広大な敷地面積を誇り、ダナンのビーチ沿いからも白い大きな観音様が見えます。
パワースポットとして観光客に人気があるそうです。
ベトナム旅行で衛生は?
ベトナム旅行での衛生面はどうなんでしょうか?
基本的には、日本と同じような衛生面は期待出来ません。これは、衛生面に関しての考え方がそもそも違いますから致し方ありません。
ホテルでさえ、皿を片付ける時にナイフやフォークをテーブルの上にそのままおいてしまう位です。
ですから、フォークなどを拭くウォシュレットなどが必要であるという意見があっても当然です。自分の場合は、(この程度はもはや気にならなくなっていました。)
まとめ
ベトナムに旅行する場合に注意するポイントは、日本と違うという事に尽きます。
そして、(例えばハワイなど)日本人旅行者が多い国とは違うという事を認識しておく事です。
ベトナムの旅行者の大半は韓国人です。
その為、店の人は韓国語は話せるようでした。韓国語で声を掛けられた事もありました。
自分にとっては、日本人が少ない国を旅行した経験がなかったので、とても貴重な体験になりましたがベトナム人ガイドさんの助けが必要でした。
オプショナルツアーなどの申し込みを全くしないで自分達だけでベトナムを旅行する場合には、想定される状況を説明出来るくらいの英語を話せるようにしておくのがベストです。