その人の考え方によっては、人は見た目で決まるとか、人は見た目ではないとか言いますが、基本的には色々な意味で見た目は非常に大事です。(どう考えても、良いに越したことはありません。)
そもそも、人は見た目ではないと主張する人は、ほとんどの場合において見た目があまり良くない傾向があります。
ですから、そんな人の言うことには、ほとんど説得力はありません。
そして、これをダイエットに当てはめて考えてみるとどうなのでしょうか?
ダイエットにおいて、あくまでも体重の減少を重視するのか、見た目の変化を目指すのかは本人次第です。
しかし個人的には、体重が減っても見た目が変わっていないというのは、何かが違っていたりどこかに無理があるような気がします。
また、ダイエットで何キロ痩せたら見た目や顔に出るのでしょうか?
例えば、3キロ減少すれば見た目の変化に周りの人が気づくのかというと、必ずしもそうとも言い切れません。
これは、その人の元々の体重なども関係していて個人差があります。
この記事では、ウォーキングダイエットで見た目の変化はいつから出るのか、どれくらい痩せたら見た目が変わるのかについても解説します。
何キロ痩せたら見た目や顔に変化が出る?気づかれる?
そもそも、ダイエットで何キロ痩せたら見た目や顔が変わるのでしょうか?
そして、周りの人に気づかれるのでしょうか?
これは、冒頭文にも書きましたが、かなり個人差があります。
これは、少し考えれば理解できます。
例えば、100kgの人と60kgの人が同じように5kg痩せたとしたらどうでしょうか?
明らかに60kgの人の方が見た目が変わっているはずです。
これは、元の体重に対する減った体重の比率の違いによって見られる現象。
更に、身長の高さも見た目や顔に影響があります。
身長が高い人ほど見た目の変化に気づく人が少なく、ほとんど気付かれることもありません。
また、体重自体が本当は減っていない場合も。
体重を測る時間が一定なのは基本ですが、体の水分や老廃物が排出されていると体重の変化は出てきます。
ただし、こんなことばかり言っていても仕方がありませんので、一応目安とされている数字を挙げておきます。
一般的な(平均レベルの)人が、痩せたら見た目に変化が出る基準は、BMIの数値が1~1.5減る程度です。
BMI:【Body Mass Index】の略。体の大きさを表す指数。
体重(キログラム)を身長(メートル)の二乗で割った値。
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
上の計算式で実際に自分のBMIの数値を出して、その数値から1.5を引いたのが、痩せたら見た目に出る体重のBMI数値。
その数値×身長(m)×身長(m)=目標体重、ということに。実際に一例を出しておきます。
身長160cm体重60kgの人の場合
BMI:60÷1.6÷1.6= 23.4
目標 BMI:23.4−1.5=21.9
目標体重:21.9×1.6×1.6=56.0
痩せる目標:60−56=4kg
ウォーキングダイエット成功で見た目や顔が変わる?
一般的に、ウォーキングダイエットで成功して痩せ始めるまでには3ヶ月以上継続する必要があります。
なぜならば、ウォーキングが軽い有酸素運動であるから。
ところが、正しい歩き方や一定の条件で毎日歩くと、ウォーキング効果で1ヶ月ほど経過した頃に見た目や体型の変化が出てくるのです。
・視線を前方に背筋を伸ばして歩幅は広くする。
・腕を特に後ろに大きく振って肩甲骨を動かす。
・かかとから着地して後ろ足の足指で強く蹴る。
・時速6キロ以上の早足で、40分(以上)歩く。
これを、見た目痩せと言っていますが、文字通り体重の減少がなくてもスッキリした印象を自分でも感じることができて、しかも周りの人にも気づいてもらえます。
参考記事:ウォーキングで見た目痩せ!ダイエットは?痩せない?体型変化は?
一般的に、理想的なダイエットは1カ月で体重の5%までの減少、と言われています。
例えば、体重が60㎏の人であれば、1カ月にマイナス3㎏が限度ということ。
そして、体重が数㎏減った時点で身体が省エネモードになってしまい、体重が減らない停滞期に突入。
これは、全てのダイエットに共通で、もちろんウォーキングダイエットにも当てはまります。
そして、この停滞期は通常で1ヶ月程度とも言われています。
ですから、なかなか体重を減らすのは容易ではありません。
よって、その間にダイエットを挫折してしまったり、ストレスからドカ食いをして逆効果になる人も。
このように考えると、体重の変化に一喜一憂することよりも、まずは体型や見た目の変化を目指していった方がベストではないでしょうか?
まとめ
ウォーキングダイエットで成功して、痩せ始めるまでには通常で3ヶ月程度の時間が必要です。
しかし、毎日正しい歩き方や一定の条件で歩いていれば、1ヶ月ほどで、見た目や体型の変化がでます。
体重の数値にこだわってストレスをためるよりも、見た目や体型の変化を追究した方が精神的にも楽です。