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卒業旅行は一人でも行くべき?一人旅で国内に行くべき?

大学卒業の際、長い間親しい友人との「卒業旅行」という名の伝統が存在します。

この卒業旅行は、学生生活の最後の冒険であり、皆の最後の共同の旅行となることが多いでしょう。

それゆえ、希望する仲間との計画、行き先の選定など、計画が緻密に行われる必要があります。

しかしながら、これらの計画を実現するには、集まることや頻繁なコミュニケーションが不可欠です。

現在では、これらの調整が以前よりも効率的に進むかもしれません。

ただし、卒業が近づくと、就職、大学の単位、サークル、他の友人関係、恋人など、個人の都合が優先され、メンバー全員が納得する卒業旅行の日程を調整することが難しくなることもあります。

その場合、多数派の意見に従うしかなく、卒業旅行に参加できないことも考えられます。

こうした状況で、卒業旅行を諦めるべきか、それとも一人で行くべきか、について考えてみましょう。

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卒業旅行は一人でも行くべき?

卒業旅行は一人でも行くべきか?

学生生活から社会人になると、時間の余裕が減少します。

長期休暇は、ゴールデンウィーク、お盆、正月などに限定されます。

この時期に旅行をしようとすると、通常よりも高額になることが一般的です。

そのため、学生時代に行きたかった場所への旅行をおすすめする声が多いのです。

特に、卒業と就職先が決まると、長期旅行の最後の機会となります。

したがって、多くの人々が卒業旅行に参加することを決意します。

しかし、冒頭に述べたような理由から、親しい友人と一緒に卒業旅行ができなくなった場合、どうするべきでしょうか?

個人的にも同じ経験をしたことがあります。

数年に一度、飲み仲間で卒業旅行の日程と行き先の計画を話し合うことがありました。

旅行先は、ハワイとロサンゼルスへのツアーでした。

その期間には、別の友人とスキーツアーに参加する予定がありました。

率直に言って、迷いました(卒業旅行の方が魅力的であり、そうしたツアーは滅多にないからです)。

日程を変更できないか尋ねると、ツアーがその日程しか提供されていなかったため、最終的にはスキーに行くことにしました。

スキーから戻ってから、卒業旅行に参加するために寝台列車やワイド周遊券を利用し、北海道まで一人で旅行に行きました。

行きは太平洋側から帰りは日本海側から、途中下車や立ち寄りなどを含めて自分の気分に従ってさまざまな場所や名所を訪れました。

実際に一人で卒業旅行を経験した者として、断言しますが、卒業旅行は一人でも行くべきです。

一人での卒業旅行には、独自の魅力がたくさんあります。

  • その日の気分に合わせて計画を立てられる。

  • 現地での変更が柔軟にできる。

  • 好みの場所を気兼ねなく訪れられる。

  • 思いがけない出会いがある(一期一会)。

  • 見知らぬ人とも意気投合しやすい。

  • 旅行の期間を自分の都合に合わせて調整できる(授業やサークルの制約がない)。

  • そこに行くことができない場所にも足を運ぶことができる。

個々のエピソードは省きますが、非常に貴重な経験や知識を得ることができました。

一人で旅行していると、同様に一人で旅行している人々に頻繁に出会います。

どこかで共通の目標を持つことがあれば、すぐに打ち解けることもあります。

旅行中に出会う人々は、悪い人はいないと、昔から言われている通りです。

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卒業旅行を一人旅で国内に行くべき?

卒業旅行を一人で行く場合、本来的には海外へ行くことが魅力的かもしれません。

海外旅行は、文化的なショックを受ける機会が多く、多くのことを学ぶことができるかもしれません。

ただし、国内旅行と海外旅行では大きな違いがあります。言葉の不自由さや旅行経験の有無などが大きな違いとなります。

現地の言葉に堪能な人や、一人旅や海外旅行に慣れている人にとっては、海外旅行も魅力的でしょう。

しかしながら、準備期間が限られている場合や、旅行経験があまりない人にとっては、卒業旅行を一人で行く際は国内旅行が適していると思います。

卒業旅行を一人でも行く前提条件は?

卒業旅行を一人で行くための前提条件は、以下の通りです。

  1. 卒業旅行に行きたい仲間は、本当に仲の良い友人であること。

  2. 長期の旅行では、意見の相違やケンカが起きることがあるが、信頼関係があり、問題を解
    決できる友人関係であること。

  3. 今回の卒業旅行に参加しなくても、友人関係に大きな影響を及ぼさないこと。

要するに、卒業旅行を一人で行く場合、長年の友人との強固な信頼関係がある必要があり、この旅行が友情に影響を及ぼすことはないはずです。

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まとめ

一般的な卒業旅行(ツアーやグループ)の計画としては、時期的には遅過ぎるかもしれません。

しかし卒業旅行を一人で行く場合は、これから計画を立てるのに十二分の時間的な余裕があります。

社会人になってからは時間的な自由な時間も限られてきますし、一般の人と同じ大型連休の旅行は高額になってしまいます。

学生の身分の間しか時間的な自由はないのでひとり旅で各地を見聞してはいかがでしょうか。

この記事を読んで、卒業旅行のぼっちに抵抗があった人の背中を少しでも押す事が出来たならば嬉しい事です。

本当に仲の良い友人とは、社会人になってから何年間のブランクがあっても学生時代と変わらずに付き合う事が出来ます。

それなりの年(子供の独立や仕事をリタイアをした頃)には又一緒に旅行する事ができると思います。

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