一般的に、ウォーキングダイエットは、効果が出るまでに長い期間が必要、と言われています。（食事制限などをしない場合）
では、ウォーキングダイエットで効果が出て痩せ始める時期は、いつからなのでしょうか？
なお、ただ単に毎日歩いてるだけでは、ダイエットに成功して痩せるという訳ではありません。
ウォーキングでダイエットに成功して痩せるには、一定の条件があります。
この記事では、ウォーキングで痩せ始める時期について、ダイエット効果が出るまでの期間を短縮するコツについて解説します。
Contents
ウォーキングでダイエット効果が出て痩せ始める時期
ウォーキングダイエットで痩せ始める時期は、どれくらい経過してからなのでしょうか？
最初に書きましたが、ウォーキングダイエットは効果が出て痩せるまでに、長い期間が必要になります。
なぜならば、ウォーキングは軽い有酸素運動なので、消費カロリーが期待しているほど高くないから。
消費カロリーについて▶▶ウォーキングダイエットで1日に何キロ歩くと痩せる？距離の理想は？
ですから、ウォーキングで痩せ始めるまでの期間は、１ヶ月以上は必要であると覚悟して下さい。
個人差がかなり出てきますので・・・
１つ付け加えると、１ヶ月くらいから痩せ始める人は、他のダイエット方法と併用している場合が多いようですよ。
毎日歩いても簡単に痩せない理由は、ウォーキングの特長を考えてみれば理解できます。
ウォーキングは即効性のある激しい運動とは違い、軽めの運動に属する有酸素運動。
ですから、運動不足で太ってしまった人や元々肥満気味な人にも、比較的簡単に取り組めるダイエット方法なのです。
元々軽い有酸素運動に、素早いダイエット効果を求めるのは禁物。
確かに、激しい（過酷な）運動をすれば短期間に痩せるかもしれませんが、そんな事をしたくないのであればウォーキングに過度な期待をしてはいけません。
また、ウォーキングダイエットをやり始めた時期に注意することがあります。
それは、毎日歩いているのに痩せ始めないストレスで、やけ食いしてしまうこと。
それでは、ウォーキングダイエットを始めたことが返ってマイナスになってしまいますよね。
いずれにしても、ウォーキングダイエットで効果が出て痩せるまでは長期戦です。
ウォーキングダイエットでは、最初の痩せ始めない時期を、乗り越える（やり過ごす）こと。
なぜならば、ウォーキングを始めてすぐに痩せ始めることがほとんど期待できないから。
ウォーキングで痩せ始める時期を早くするコツ
ウォーキングで痩せ始める時期を早くするコツや秘訣は何でしょうか？
それは、正しい歩き方（フォーム）とウォーキング効果がアップするやり方です。
ウォーキングの正しい歩き方の基本
ウォーキングの正しい歩き方を簡単に説明すると、背筋を伸ばした姿勢でつま先（親指の付け根あたり）で蹴り、かかとから着地すること。
最初はこの辺りに気をつけて歩いて、慣れてきたら更に細かい部分に注意した方が良いでしょう。
なぜならば、最初から色々な部分を気にし過ぎると、不自然な歩き方になってしまって逆効果になる可能性もあるから。
更に詳しい歩き方は▶▶走るより歩いた方が痩せる？早歩きの時速と距離や歩き方のコツは？
ウォーキング効果がアップするやり方
ウォーキングの効果がアップするやり方は、歩くコースに負荷をかける方法とウォーキング自体に負荷をかける方法があります。
例えば、坂道や階段や砂浜などを歩くと消費カロリーは更にアップ。
▶▶坂道ウォーキングで痩せた？脚やせ？ダイエットは？筋トレのすすめ！
また、プールなどの水中をウォーキングを取り入れると、普段使わない筋肉を刺激できます。
▶▶水中ウォーキングダイエットで痩せた？痩せない？成功するポイント！
なお、負荷をかける方法は、少し激しい運動になってしまいますが、次のような方法もありますよ。
例えば、歩く前にストレッチやスクワットや体幹トレーニングや筋トレをすると脂肪燃焼効果がアップ。
これは、歩きだしてすぐに脂肪燃焼を促すために運動しておくという狙いがあります。
また、ウォーキング中に速度に緩急をつけるインターバル歩きも効果的です。
歩くスピードと時間や距離
ウォーキングで痩せるには、歩くスピードと時間（距離）も関係してきます。
ウォーキングで瘦せる為には、散歩の速さでは効果がなく、早歩きが必須になります。
早歩きのスピードや基準については、▶▶ウォーキングで早歩きの時速とダイエットの効果が出るまでの違いは？
なお、歩くスピードが一定であれば、時間と距離は比例しますので、どちらかを自分の中で決めておけばよいでしょう。
個人的には、時速6キロの早足で40分（以上）歩くことをおすすめしています。
▶▶ウォーキング40分の効果とダイエット！距離や歩数と消費カロリー
ウォーキングでダイエット以外の効果
ウォーキングの痩せること以外の効果
ウォーキングで痩せ始めるのに時間が必要なのは先程説明しましたが、体重以外のウォーキングの効果についてはどうなのでしょうか？
一般的な傾向としては、ウォーキングで痩せ始める前に体重以外の効果が現れてきます。
これは、いわゆる見た目痩せという効果。
体重自体に変化がなくても、体型や見た目が変化していくのです。
手首や足首に始まって、ふくらはぎや肩といった順番に引き締まっていきます。
ただし、この変化も歩き始めて直ぐではありません。
距離やスピードや姿勢などによって個人差がありますが、１ヶ月近く経過しないと出てこない人もいます。
これらの、見た目の体の変化は、ウォーキングで痩せ始める前の期間において重要な心の支えです。
そして、見た目や印象が変わってくると、ウォーキング効果に対する不安や心配が解消されていきます。
よって、モチベーションの維持につながります。
関連記事：ウォーキングダイエットで痩せない？見た目や体型変化でも成功？
ウォーキングを始めた当初は、痩せ始めないのでイライラすることもあります。
痩せ始める前の見た目の変化が心の支えです。
ただし、見た目痩せ効果も一定期間毎日歩き続けてこそ出てきます。
この最初の変化までの期間の乗り切り方が、ダイエットの成功のカギ。
このように、ウォーキングの効果の最初の変化が出てくる前が最も精神的に困難なのです。
そして、表面的には何も変化がない期間に挫折する人も多数います。
この期間の乗り切り方のコツは、先ずはウォーキングや歩くこと自体を楽しむように心掛けることです。
例えば、音楽を聞きながらリラックスする事でも良いですし、ウォーキングコースを自分の好きな場所に設定するのもオススメ。
もしも、一緒にウォーキング出来る人がいれば、会話を楽しみながら自然に歩いているという方法も良いでしょう。
▶▶ウォーキングダイエットを続けるコツは楽しむ？楽しくする方法とは！
ダイエット中の停滞期
せっかく、見た目痩せという、ウォーキング効果が出てくるまでの最初の難関を乗り越えても、次の難関を前にしてウォーキングダイエットを諦めてしまう人も。
なぜならば、ダイエット中の体重の減り方は、段階的だからです。
毎日コンスタントに痩せていく事はありません。
そして、この期間のポイントは、停滞期の過ごし方になります。
▶▶ウォーキング1ヶ月で痩せない！筋肉か？ダイエット停滞期はいつ？
私がオススメする、ウォーキングダイエット効果が出るまでの過ごし方の秘訣は、毎日体重測定をしないことですね。（レコーディングダイエットとは正反対ですが・・・）
恐らく、ウォーキングに限らずダイエットに挑戦している人は、毎日体重を記録しているのではないのでしょうか？
これが、ストレスや不安の素になってくるのです。
ダイエット中は、コンスタントに体重が減り続ける事はありませんので、１週間や１0日毎といったように一定期間を必ず開けて計測すること。
このようにする事で、毎日のイライラやストレスからの解放されて、リバウンド対策にもなります。
一般的に、リバウンドは、ダイエット中（後）のストレスによるドカ食いが原因です。
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ウォーキングダイエットで痩せ始める時期のまとめ
見た目の変化という第一のウォーキング効果が出る前は、とにかくウォーキングを楽しむこと徹すると良いでしょう。
ウォーキング効果が出てから痩せ始める前の期間は、見た目痩せという効果を心の支えに。
また、ウォーキングで痩せ始めた場合には、ダイエット効果を早急に期待しないことも重要ですね。
この期間の過ごし方で、ウォーキングで挫折しない秘訣は、毎日のように体重測定をしないことです。
なぜなら、ウォーキングをしていると、ダイエット効果にばかり目が行きがちになりますが、体重だけを気にしていると停滞期に挫折してしまう危険性が出てきてしまうから。
体重以外に目を向ける工夫をすることで、ウォーキングが長続きできますよ。
