
昔から続いている慣習はやはり大事なのでしょうか?
多くの人々が長い間行ってきている事は何かの意味がきっとある筈です。
そうでないと、その度毎に途切れて行ってしまいます。
今はハッキリ言って、ある業界団体や大きな企業の思惑に踊らされた行事や習慣が後をたちません。
そのような仕掛けられたものではなく、生活の土台の部分の習慣にはきっと意味があります。
よく言われる生活の知恵のような物は、古いものでは江戸時代位から何の知識や考察など無しに続いているのです。(特に顕著なのは食文化です。)
ところが、こういった物を現代の科学で解析してみるとちゃんと合理的だったりしています。
逆に言うと、むしろそういった環境だからこその生活の知恵が生まれてきたののでしょう。
服の整理を衣替えの時一緒にしてみませんか?
そもそも衣替えの必要性やメリットは何でしょうか?自分の持っている洋服の総量とクローゼットなどの収納する場所の比較によって変わります。
持っている服が多くても、収納スペースが十分に確保出来る家庭では衣替えは必要ないでしょう。
逆に、服が少なくても収納スペースがないと衣替えは必要。
クローゼットに入るからと言って目一杯にハンガーなどに掛け過ぎると空気の通りが悪くなります。
するとカビが生えやすくなったり、防虫剤の効果が悪くなり虫食いになったり。
衣替えは、当然ですがその作業毎にタンスやクロゼットの洋服をチェックしながら行います。
カビや虫食いや黄ばみや臭いなどをその都度確認できます。中身の服を入れ替える事によって空気を入れ替えたり湿気を改善することもできます。
カビ防止や虫よけや臭い対策やシミや黄ばみ対策などのメリットが昔から考えられてきていたのです。
洋服よりも広く収納スペースがあるのであれば、わざわざ衣替えをする必要もないのですが、点検を兼ねて陳列位置を変えながら風を通したり虫干しをしたりなどの作業は必要です。
服の整理と収納のコツは何ですか?
衣替えの必要性を語っておいてなんですが、究極的な理想は衣替えが不要な収納です。
その方法としては通年使用する下着類や靴下ハンカチ等の小物類は3段か4段位のプラスチックケースかミニタンスにたたんで整理整頓して入れます。
その上にパイプのハンガー掛けがあると、そこに良く着る服を掛けて置けばいいのですから簡単です。(通常はクローゼットに付いている場合が多いですが。)
パイプのハンガー掛けがない場合には、耐久力に余裕がある突っ張り棒を取り付けると同じように出来ます。
このように書きましたが、まず1つのクローゼット内では不可能だと思います。
(余程広いクローゼットと厳選された洋服の量の場合のみ。)
クローゼットが2つ位あれば主に夏用と冬用に分けて収納できるかもしれません。
ですからこの場合は衣替えというよりも使用するクローゼット変更と言った感じです。
服を整理して捨てるものは?
衣替えをしていても洋服を出した時に、悲しいことに変色していたりする事がどうしてもあります。この場合は、当然洗濯してから着ることになります。
ほとんどの場合には着られるようになりますが、どうしても落ちないようでしたら部屋着にするか処分するしかありません。この場合には諦めもできます。
問題は着ないもしくは着ていない洋服を発見した場合です。
もう絶対に着ないと確信出来る服も処分はできます。それ以外が問題。
自分自身はこのように考えています。
1.すべての洋服を出せるのであれば、とりあえず全部出してハンガー掛けをする。
2.それが出来なければ当然の行動ですが、着る可能性の高い又は着たいと思う洋服からハンガーにかけていく。
3.そうするといつか限界に達します。残りは機会があれば収納ケースから出して着ることとしてそのまま処分しないで入れておく。
4.次にオフシーズンになり、着れなくなった服があれば収納しないで処分する。
5.次にオンシーズンになってまた出そうという時に、ハンガー掛けの候補に入らない時にはその服は今度こそ処分。
要するにハンガーに掛けるか掛けないかで本当は結論は出ているのですが、一応猶予期間を設けているのです。
更に言えば、ハンガー掛けされている洋服でも着ない服はあるでしょう。この服は次のシーズンは恐らくはハンガー掛けリストから除外されます。
こんな風にして少しずつでも洋服を減らす努力を重ねていくと増えていく事はなくなります。
まとめ
衣替えは自分が所有している洋服の量や状態を把握する良い機会です。
この機会に是非不要な洋服を処分しましょう。