お歳暮を頂く時期になりますと、結構困ることもあります。
あまりお歳暮を貰う事がない人から見れば、贅沢な悩みと怒られてしまうかもしれません。
同じ又は同じような系統のお歳暮が送られて来ることがあります。
(昔に比べたらお中元やお歳暮を贈る習慣は全体では減少したかもしれませんが。)
当事者からすると結構深い悩みだったりします。
よく聞く話として、お酒が飲めない人にビールが送られてきたり、甘い物が苦手な人にお菓子の詰め合わせが送られてきたりです。
贈る人が前もって先方に聞いておけばそのような事はないのですが、聞けない場合も確かにあります。
こういった話題は普段の世間話の時にそれとなく聞き出す必要があるからです。
稀に「今度お歳暮をお送りしますが、お酒は普段何を飲まれていますか?」などと直球勝負されてる方がいます。(こういう人は尊敬に値します。)
例えば同じビールを送るなら、普段気に入って飲んでいる銘柄の方が先方には喜ばれます。
では、なぜハムがお歳暮の売れ筋になったのでしょうか。
ハムは昔から高級品というイメージがあり保存もある程度の期間出来ます。
ハムは製造も大変な手間と労力がかけられていて、贈る側から見れば見栄えも良く高級感もあり日持ちもよく最適な商品と考えられます。
勿論送る人がハムを大好きだという人もいます。
こういう経緯からか比較的好き嫌いがないであろうハムが選ばれているのかもしれません。
これらの事が結果的に重なって送られてくる要因となっているのではないかと思います。
お歳暮のハムの美味しい食べ方は?
1、 ハムステーキ、ハムエッグ
2、 ハムサンドウィッチ、ハムサラダ
3、 炊きこみご飯
4、 チャンプル、野菜炒め、焼きそば、パスタ
5、 チャーハン、ピラフ、パエリア
6、 ハムカツ
7、 鍋物、カレー、シチュー、スープ
8、 ポトフ、おでん
9、 ピザ、ハムトースト、グラタン
10、 おつまみ
11、 お好み焼き、たこ焼き
(具体的なレシピはこのブログでは書いてはおりません。)
「何か今まで作ってきたおかずの他にもこんなメニューもありますよ。」というあくまでも参考になればというスタンスで書いております。
全体的に言える考え方としては、家にたくさんあって少し持て余しているお歳暮で頂いたハムを有効に使うというものです。
その為、たこ焼きなどを例に挙げてもわかりますように、タコの代用品という活用法になります。
チャンプルといえばゴーヤチャンプルーが有名ですが、その場合にはお中元の活用になります。
お歳暮での調理法は、フーチャンプルがおすすめ。フーは文字通りゴーヤの代わりが麩になったもので正式なメニューです。
普通ゴーヤチャンプルーや麩チャンプルは、スパムが使用されていますが、代用にハムを活用します。これはこれで、本当に美味しいです。
お歳暮のハムでおいしい切り方は?
お歳暮で送られてきたハムの一番美味しい切り方は、ここぞとばかりに分厚く切って(お好みのによって黒胡椒などをかけて)ハムステーキにすることです。
ハムステーキは、贈答用のハムならではの食べ方です。シンプルな調理法ですが最初にやる極めてオーソドックス食べ方ではないでしょうか。
食べ方が連続して出来ていれば消化も早く苦労はありませんが、そのうちに飽きてくるというか嫌になってしまいます。その為に上記のおすすめメニューがあるのです。
いわば残りのハムの調理法といった感じでしょうか。メーカーの説明では、開封後はラップなどにくるみ出来るだけ早く食べるように指導されています。
ここが苦労するポイントなのです。早く食べなければならないのに体が受け付けないのですから。
ここで(料理の片付けの所でも少し触れていますが)提案します。
最初の料理の時にそれぞれのグループにあった大きさや形で切り分けておきます。
(上記の番号分けはおおよその調理方法や切り方でしています。)
そして、近いうちに使わない大きさや形は1回分に小分けして冷凍しておきます。
切り方は人によって好みがあるのでお好みで切り分けて下さい。
ここでもメーカーからの注意点があります。
冷凍したハムは解凍すると水分が分離して本来のおいしさが損なわれてしまう恐れがある為召し上がる前に冷蔵庫に移してゆっくりと時間をかけて解凍してください。
お歳暮のハムはそのままでもおいしいからOK?
基本的には贈答用のハムは、その性質上密封状態の場合には常温(念の為に商品の表示は見て下さい。)で長期間保存出来ます。
ハムは製造過程で加熱してありますので、そのままスライスしても食べることもできます。
但し、塩気がかなりありますので薄くスライスすることが大事です。
(最近では減塩タイプもあります。)
スーパーなどで販売されてる薄切りのハムは専用の機械を使ってスライスしています。その為家庭ではスライスするのがなかなか難しい現状があります。
そんな時には、一度冷凍して少し解凍した状態でスライスすると比較的薄く仕上げることが出来ます。
まとめ
お歳暮で頂いたハムは様々な調理法で代用することで最後までおいしく使い切ることが可能。
最初に使う時に色々な料理にあった大きさや形に切り分けて冷凍保存しておくと後々便利。