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大学の卒業式に親に来てほしくない!不参加へ説得の文例と妥協点は?

 

 

ほとんどの家庭で小学校や中学校や高校の卒業式までは、母親もしくは両親が式典に参加して来た事でしょう。

では大学はどうなのでしょうか?

 

今の両親が大学生の時代には親が大学の卒業式に来るという事はありませんでした。

社会的な風潮もさることながら、もう直ぐ社会人になる子供に対してそこまでの干渉はして来ませんでした。(出来なかったのかもしれませんが。)

しかし、現在は親が子供の大学の卒業式に来る事は決して珍しくなくなりました。

それでも大学間によって違いがあり、親の卒業式への参加を認めていない学校も存在しています。

 

卒業する子供の立場から考えると(自分の大学生の時代を回顧しても)、大学生にもなって卒業式に親が参列するのは様々な感情が生まれてしまいます。

自分の親に大学の卒業式に来てほしくない気持ちは痛い程解ります。

 

今日の記事は、子供である大学生側に立って考えてみたいと思います。

以前に似たようなタイトルの記事を書いていますが、主に親側に立って書いた記事になります。

反対側の意見も、少しばかり参考にしてもいいかもしれません。

関連記事:大学の卒業式に親が来る?来てほしくない?親の出席率や服装は?

 

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大学の卒業式に親に来てほしくない!不参加へ説得する為の文例!

大学の卒業式に親に来てほしくないのに、母親又は両親が大学の卒業式に行く予定だという場合にどうしたらいいのでしょうか?

ここは、感情論では決して解決出来ません。

大学生(ほとんど社会人)なのですから、理論的に両親を説得(納得)させる方法を考えてみます。

大学の卒業式は、小中高の卒業式とは全く違う事。

説得する為の文例を、自分なりに考えてみました。

大学の卒業式は、各学部の代表者のみが壇上に上がって卒業証書を貰うだけ。

時間的にもほとんど短時間であっけなく終了してしまう。

学生の人数が多いから、せっかく見に来ても見つけられないかもしれない。

 

まして、記念撮影もなかなか難しい。

卒業式後には、ゼミやサークルの仲間との集まりがある。

仲間とは、当分もしくは長い間会えなくなる。

 

謝恩会があるから一緒には帰れない。

卒業式後に着替えて袴を返却しなくてはいけない。

他の友達も親は卒業式に参加しない。

 

そもそも卒業式の会場に親の席が確保されていない。

親は、会場ではなく別室にてのモニターでしか見る事が出来ない。

取りあえず第一段階として、上記の文例で自分に該当する項目をフルに使用して、理路整然と話してみてはいかがでしょうか。

そこで、首尾よく両親を納得させる事が出来ればベストです。

 

しかし、ここで引き下がるようなタイプの親であれば、大学の卒業式に行くとは言わないのでないでしょうか?

大学の卒業式に対する関心度が高ければ高い程、説得する壁も高くなります。

関心がないような親は、最初から卒業式に来る事は決してありません。

(自分自身がそうでしたが、妻を大学に送っていき普段は満車の駐車場が空いていたので渋々同行したに過ぎません。)

 

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大学の卒業式に親に来てほしくない!親は参加したい!お互いの妥協点は?

大学の卒業式に親に来てほしくないから両親を説得しようとするのですが、今度は母親から逆襲される可能性が大いにあります。

大学の卒業式への両親の想い。

大学の卒業式が、文字通り子供を社会に出す区切りである。

大学の授業料や卒業式の袴のレンタル料などは、親が負担している。(もちろん該当しない人もいますが。)

 

晴れ姿を一目見たいだけである。

卒業式を機に干渉するのも卒業(子離れ)する。

子育ての本当の意味での終了の儀式である。

親の主張に太刀打ち出来る材料はまだ残されていますか?

残されていれば再度の説得になりますが、仮に残されていなくても時間をかけて折に触れて少しずつ説得していきましょう。

こうなると、根気比べ(気持ちの強さ)にもなってきます。

このようにして、話し合いの時間を長い間持つうちに、相手の気持ちがお互いに理解出来るのではないかと考えられます。

 

そこで、妥協点いわゆる落としどころを探っていく事になります。

妥協点は、お互いの譲れない所は尊重して譲れると事は折れるという方法になります。

妥協点の一例は、以下の通りです。

最終的に大学の卒業式に親が来るのは致し方ないが、一切の接触はしない。

記念撮影は、貸衣装店だけでする。その他は完全に別行動にする。

 

卒業式に親は参加しないが、式が終わったら別の場所に合流する。

友人と解散したら連絡して、家族で一緒に食事をする。

 

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まとめ

子供の立場からすると成人式も済んでもう大人なのだから、自立したい(させて)といった所でしょうか。

親の立場からすると社会人になるまで(社会に送り出すまで)は親の(監督)責任であると考えているのでしょうか。

それぞれの立場を経過した筆者からすると、どちらの気持ちも十二分に理解出来ます。

 

大学の卒業式後は、文字通り最後の交流になります。

その為に、卒業式後は個々の人にとって一番大事なコミュニティーで過ごす事になります。

ゼミ然り、クラス然り、サークルやクラブ然り、個人的な繋がり然り、人それぞれに重要と考えている場所や相手は違います。

中には、遠方から下宿生活をしていた人は、両親や祖父母や兄弟も旅行を兼ねて卒業式に参加する事例もあります。

 

あらかじめ、最後まで一緒に過ごしたい仲間との意志の疎通をしておいて独りぼっちにならないようにして下さい。

案外大事な友人は、家族で食事に行く予定を組んでいる事も結構あったりします。

大学の卒業式に両親が参加してもしなくても、両親への感謝の気持ちを素直に表して下さい。

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