ゴミ出しで気を付けている事は何でしょうか?
ゴミを分別したり、リサイクルやリユースなどして出来るだけごみの量を減らす事などがあります。
では、ごみの収集についてはどうでしょうか?
実際にゴミを収集所や自分の家の前に置く時には、カラスやネコなどに荒らされないようにしなければなりません。
特にカラスの被害は、特定の地域や場所では深刻な問題になっています。
自分に当てはめてみてもカラス対策は重要になっています。
以前引っ越しする前に住んでいた(同じ市町村)所では、ゴミの収集場所にごみを持って行っていました。特にカラスの被害もなく何も対策はしていませんでした。
10年近く前に今の家に引っ越して来た所、この地域の家は全て家の前にゴミを出す決まりになっていました。
当然家の前にゴミを普通に出していましたが、カラスの問題が出てきました。
この記事では、実際に今でもゴミ出しで行っている簡単なカラス対策の方法とその効果や意味について説明します。
更に、カラスよけネットのカラス対策の効果がなくごみが被害にあっている人との違いについて書いていきます。
実例ではありますが、住んでいる地域の環境やごみの出し方によってはあまり参考にならない場合もあります。
しかし、ごみのカラス対策の基本的な考え方は同じだと思います。
ごみにカラス対策のネットの効果はある?
ごみをカラス対策のネットで覆う事によって、実際にカラス対策の効果はあるのでしょうか?
答えを先に言うと、ゴミにネットを掛ける行為によってカラス対策の効果はあります。
ごみに被せるカラスよけネットの効果はあると言えます。
しかし、追々書いていきますが全ての人に効果がある訳ではありません。
実際に、ごみにカラス対策のネットを被せていてもカラスに荒らされている現場を何回も目撃しています。
では、効果があるケースと被害にあっているケースの違いは何なのでしょうか?
ハッキリ言うと、カラスに対する認識不足(もっと厳しく言うと、カラスを甘く見過ぎ)です。
カラスは、非常に頭が良いばかりでなく一端目を付けられると大変な事に発展します。
カラスは、色や形を明確に認識出来ます。ですから、カラスが興味を持つような事を避けなければなりません。
ネットを掛ける以前(ゴミ袋に入れる時)の事も重要ですので補足します。
カラスは、目が良いという事を頭において下さい。カラスの興味の引く物(食べ物や目立つ物)を見える所(ゴミ袋の外側)にしてはいけません。
(ネットを掛けるのであれば関係ないのではないか、という声も聞こえますが。)
例えネット張った状態でも中の様子を見る事が出来ます。そこに欲しい物が見えたらどうすると思いますか?
ネットがあるからすんなりと諦めて違う場所に行くと思いますか?
欲しい物があれば、何とかして手に入れようとします。(野良猫でも同じです。)
結果として手に入れる事が出来なくて諦めて二度と来なくなればいいのですが、カラスによっては違う日にリベンジ?に来るかもしれません。
流石に何度もチャレンジして出来なければ諦めると思いますが、カラスがやって来る事自体がもう立派な被害(精神的な)だと私は思います。
ごみにネットでカラスに荒らされない方法は!
具体的にごみにネットなどでカラスに荒らされない(カラスにゴミを狙われるのを防ぐ)方法は、以下の通りです。
1.ごみのカラスよけネットをボックスタイプにする。
2.防鳥ネットやカラス除けネットをの目の細かいタイプを使用する。
3.効果的なネットの覆い方にする。
4.ゴミを覆うカラスよけネットに重みを加える。
5.ごみの量に適したカラス対策ネットの大きさにする。
順番に説明していきます。
1.この対策は個人では出来ませんが、マンション内や町内や市町村全般での対応になります。効果的な対策です。
2.防鳥ネットやカラス除けネットの網目は、5mm以下の細かいタイプが有効です。網目が大きいとカラスのクチバシが入り厄介な事になります。
3.ごみにネットを張る時にごみ全体を隈なく覆う。カラスよけネットの下側をごみの下に巻き込むようにして隙間が空かないようにする。
4.3番と理由は共通していますが、ネットは軽い為ので風によって隙間が空いてカラスが下から頭をこじ入れてしまう心配があります。
特に大きめのカラス対策用でネットを使用しているとこの傾向が強まります。この場合には、ブロックなどで重しをする必要があります。
尚カラス除けネットには、下の所にワイヤーのような重い物が入っている種類もあります。
5.防鳥ネットの大きさは、収集する家庭や町内のごみの量に合わせる事が重要です。
理由は、4番に書いてある通りです。
ごみにカラス対策で覆うネットに有効な色はある?
ごみにカラス対策で覆うネットに有効な色はあるのでしょうか?
カラスは、色を識別すると何度も書いてきました。
一説によると、黄色のネットが効果があるという意見があります。
しかし、個人的にはネットの色自体はあまり関係していないと感じています。
理由は上述したように、ネットの覆い方など他のポイントの方が有効ではないかと推測しているからです。(現実に自分の使用しているネットの色はブルーです。)
余談ですが、カラスは確かに色をチェックしている事は事実ではあります。
というのは、プラスチックゴミのゴミ袋の色と可燃ごみの色を明らかに識別しているのです。
逆にこの特徴や習性を上手く利用する事も出来ます。
プラゴミを収集に出す際には、ゴミにカラス除けネットを被せる手間が要りません。ネットを張っていなくてもカラスはやってきません。
中に食べ物が入っていない事も知っているのです。
まとめ
カラス対策は、カラスが実際にゴミを荒らしに来ないうちからやっておいた方がいいかもしれません。
一端、カラスに目を付けられると本当に厄介な事になってしまいます。
ごみを防鳥ネットやカラス除けネットなどで確実に覆い、ゴミ袋の一部分でもネットからはみ出る事のないように注意が必要。
折角ゴミにカラス除けネットを掛けていても、効果的な使用をしていないとカラスにゴミを荒らされてしまいます。
効果的な対策さえしていれば安心です。