一般的に、ウォーキングダイエットをすると、どこから痩せるのでしょうか?
例えば同じ1ヶ月間歩いたとしても、ウォーキングダイエットの効果は、距離や歩き方などで個人差が。しかし、ウォーキングの基本的な痩せ方は、あまり変わらない傾向。
これは、ある意味では常識的な考え方です。しかし、実はウォーキング中の意識次第では、痩せたい部分のダイエット効果をアップ出来るのでは、という発想をする人も。
このような、非科学的な要素は、世の中では案外バカに出来ないことも多いようです。
ただし、ウォーキングダイエットを毎日一定の時間以上継続していて、ある程度のダイエット効果が出てきてからの話になります。
これは、痩せていく途中での痩せる部分についての話なので、考えてみれば当然です。
今回は、できるだけ効率的に痩せることについても合わせて解説します。
ウォーキングダイエットはどこから痩せる?
ウォーキングダイエットでは、どこから痩せるのでしょうか?
基本的には、ダイエット方法の効果によって体が痩せていくにつれて、全体的に少しずつ脂肪が取れていきます。これは、身体全体の脂肪細胞が均一に増えたり減ったりするため。
そうは言っても、いくら脂肪細胞が均一に減ったりしても、一般的にウォーキングに限らずダイエットでどこが痩せるかという順番は大体決まっています。
一般的には、肝臓から遠い順番に痩せていく傾向です。
特に、ウォーキングでは、どこから痩せていき、どこが歩くと痩せる部分なのでしょうか?
ウォーキングダイエットで、歩くと痩せる順番と場所は、以下の通りです。
手首や足首、前腕、ふくらはぎ、肩、上腕、太もも、胸、お腹、お尻の順
なお、ウォーキングで痩せ始めて脂肪が取れた時に、部分痩せしたかった部分を筋トレなどで部分的に鍛える意欲がある人は、やってみると効果的です。こうすることで、更に綺麗に引き締まります。
くれぐれも、脂肪燃焼が始まって脂肪がある程度とれた状態で筋トレをすることが重要です。(そうでないと、スッキリと綺麗に痩せた感じには程遠くなります。)
なお、注意が必要なのは、客観的に見て正しい歩き方をしていても、歩いている本人の微妙な意識の違いによって、ウォーキングダイエットの効果に大きく差が出てしまうことも。
次章で、ウォーキング中の意識と効果の違いについて説明します。
ウォーキングは、歩き方で痩せる部分や順番が変わる?
一般的に、ウォーキングダイエットの効果が出始めるのは、人によって個人差がありますが、毎日40分以上1ヶ月以上歩き続けていれば、何かしらの変化がみられます。
基本的には、全体的に脂肪燃焼していきますが、特にウォーキングダイエットの効果が現れやすいのは、脚とお腹まわりと肩甲骨まわりです。
しかしながら、ウォーキングダイエットでは、歩き方や意識の違いで痩せる部分の効果が違ってきます。
例えば、足は、歩くので効果が出るのは当然ですが、歩き方の基本を間違えてしまうと効果が半減してしまうことも。
ウォーキングダイエットで、意識しなければいけないことは、以下の通りです。
背筋をしっかりと伸ばして、歩幅を坂道以外は普段の歩き方よりも大きくする。
足のけり方と下ろし方も足裏の全体を使って流れるように踏み出す。
膝も曲げたままではなく、しっかりと伸ばすくらいの感じで、太ももを前に出すイメージで歩くと股関節を柔らかくする効果も。
そして、お腹は、ウォーキング中に意識的に引っ込めたり出したりを繰り返すことで、脂肪の燃焼効果アップの手助けに。
また、できるだけ内また(極端な内または、返って悪い影響が出ることも)で歩くことで腰まわりとお腹まわりに刺激を与えます。
また、背中・肩甲骨まわりは、特に手を振る時に後ろに大きくするように意識。また、この時に肩甲骨を中心に動かすイメージで振ると、実際に代謝が良くなります。
背中の辺りが温かく感じられていれば、上手く手を振れている証拠。リンパや血流が良くなっています。
このように、基本的なウォーキングの歩き方をマスターしたうえで、特に重点的に痩せたい部分を意識して効果的な歩き方をすると、あなたの理想に近づきます。
そして、ウォーキングダイエットで歩くと痩せる部分や順番が変わる可能性も。
ただし、正しい基本的な歩き方で一定の期間を歩いて、からだ全体に変化が出てからになります。
お尻の穴をできるだけ閉めて歩くようにすると、姿勢や代謝やお尻自体への優れた効果が期待できます。
ウォーキングの距離による違いは?
ウォーキングダイエットの効果の違いで、距離はどうなのでしょうか?
一般的に考えれば、毎日一定の距離を歩くという前提であれば、距離は長い方が良いと思われます。
確かにそうとも言えますが、距離だけが長くても他の要素がおろそかになっていては効果も半減します。歩くスピードや時間はどうなのかなど。
これは、距離を決めていれば、スピードと時間はどちらかを決まればもう一つは自動的に決まってきますが。
ここで、重要なポイントは、ウォーキングを始めて20以上経ってからやっと脂肪燃焼が始まるということ。(以前からの理論)
最近では、運動直後から脂肪燃焼が始まるという説が有力になっていますが、ある程度連続して運動すことをオススメしています。
なぜならば、小まめに動けるようなタイプの人は、ダイエットの必要がないと考えられるから。
ですから、ある程度まとまった時間をウォーキングダイエットにあてるべきだと個人的には考えています。
また、歩くスピードも通常よりも速足で歩くこと。(目安は個人差はありますが、1km10分位)
参考記事:ウォーキング40分のダイエット効果は?距離や歩数や期間による違いは?
このように考えると距離に関しては、4kmが目安になります。例えば、同じ距離をゆっくり歩いたのと、速足で歩いたのではウォーキングダイエットの効果に違いが出るのは明白。
仮に、ウォーキングに慣れてきて歩くスピードが速くなってきたとしたら、距離よりも時間を優先して距離を長くすることです。
そうすることで、ウォーキングダイエットで痩せたい場所も、より効率よく効果が期待できます。
ウォーキングダイエットの距離と時間とスピードについては、自分が特に痩せたい部分を意識した歩き方をマスターしてから。
ポイントを意識した上での、スピードアップや時間や距離の延長であれば、相当の効果が見込める筈。
基本が出来ていないのと、あまり努力が報われないことも。
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まとめ
ウォーキングダイエットを始める目的にもよりますが、まずは全体的に体を絞っていくことが第一段階になります。
その後に、個人的に部分的なダイエットに挑戦すること。最初から部分痩せの可能性は極めて低くなります。
毎日、一定時間を継続的にウォーキングできるように習慣付けできてくる頃には、体に何らかの変化が出ている見込みです。
そのような段階になって初めて、歩き方やウォーキング中の意識付けなどによる、より効果的なダイエットが可能になります。
いずれにしても、最初の1ヶ月(時間が長く必要な人は3ヶ月位)くらいは、あまり深く考えずにとにかく生活習慣の中にウォーキングを。
この時期に、ウォーキングを生活のリズムの中に自然に取り入れることに成功できた時に、ウォーキングダイエットの成功が将来的に見えてきます