ダイエットの為に散歩やウォーキングなどの軽い運動をする場合に、いつやるのが効果的なのでしょうか?
朝が良いとか夕食前とか夕食後とか、様々な意見がそれぞれの観点から言われています。
しかしながら、例えば、早朝がウォーキングダイエットに適していると言われても、実際にその時間に出来ない場合も。
先ずは、出来る時間帯に散歩や軽い運動などを始めてみる事が重要。
そして、時間帯は、ウォーキングが継続できるようになってから考えても良いでしょう。
そうは言っても、ウォーキングの時間帯については研究する価値は十二分にアリ。
今回の記事では、食後のウォーキングダイエットの効果について考えていきます。
食後のウォーキングダイエットで痩せた?
食後のウォーキングダイエットで見事に痩せた人が結構います。
なお、ここで言っている食後とは主に夕食後で、夜に歩く場合と区別していること。
夜の食事後に歩くのは、例え深夜であっても食後で、午後8時に歩いても夕食を午後6時に食べていれば、夜にウォーキングしたという解釈。
夜のウォーキングについては、夜のウォーキングでダイエット!メリットとデメリットは?睡眠は?を参考にして下さい。
要するに、食事からどれくらい経ったかによって分けています。実は、ここに大きなポイントがあるのです。
それが、食後のウォーキングダイエットで効果が出て痩せた重要な理由。
まず、人が食事をするとどのようになるのか、順序立てて検証します。
人の体は、食事をすると血糖値が高くなっています。
そこで、すい臓からインスリンが分泌されます。その後、血液中のブドウ糖が体内に吸収されていきます。
そして、ブドウ糖が体内に吸収されるまでの時間が、だいたい食後1時間から2時間の間であると言われています。
もしも、必要以上に食べ過ぎてしまうと、ブドウ糖が残ってしまいます。
そうすると、そのブドウ糖はやがて中性脂肪となって体内に蓄積。これは、まさしくメタボへの道。
このような、悪い流れを止めるには、食べ過ぎを防ぐこと。
(本来は、痩せようとしている人に言う言葉ではありませんが、実際には食べ過ぎている人も)
逆に言えば、食べ過ぎる事なくこの悪い流れを良い流れにしていけば、痩せるのでは?
そのためには、ブドウ糖が血液中に残らないように、ブドウ糖を運動エネルギーとして消化させれば良いのです。
更に、ここからが痩せるポイント。
ウォーキングで消耗するエネルギーが食事したエネルギーを上回れば痩せていくのは必然です。
以上の流れが、食後にウォーキングダイエットを行って痩せた理由になります。
(あくまでも、理論上にはなりますが)
また、夕食は朝食や昼食よりもカロリーの摂取が多いため、食後にウォーキングをする事は効果的で、食べ過ぎてしまった日には特に必要。
参考記事:ウォーキングダイエットは最初太る?痩せない太った理由!むくみ体重?
昼休みの食後30分のウォーキングで、効果がアップする?
食後のウォーキングがダイエットに効果的な理由を理解してもらえましたか?
しかし、理論上はそうであっても、実行できなければ何にもなりません。
夕食の時間が遅くて、それから外にウォーキングに行くのに、防犯面や時間的に抵抗がある人もいるでしょう。
夕食後に歩くのが無理な人には、昼休みや夕食以外の食後30分以内でのウォーキングがおすすめ。
昼休みや食後30分以内のウォーキング効果は、夕食後のダイエット効果と同様です。
更に言うと、昼休みや朝または昼の食後30分以内のウォーキングには、夕食とは違った意味での効果アップが見込まれます。
朝食後や昼食後と昼休みのウォーキングは、当然ながら就寝までの時間が相当あります。
食後や昼休みのウォーキングをすることで、その後の時間の代謝が更にアップ。
言わば、ウォーキングをした効果以上のダイエット効果が見込まれます。
参考記事:ウォーキングで痩せ始めるまでの期間と【効果が早く出る方法】
食後のウォーキングダイエット成功のポイントは?
食後のウォーキングダイエットが成功したポイントは、大きく分けると2つになります。
1.太る危険性を極限まで少なくすることができる。
2.ウォーキングをすることで、摂取したエネルギー以上の消費をして代謝をアップさせることができる。
一般的には、食事の後(特に直後)はあまり動かない方がよいと言われています。
特に、夕食後には、寝転がってテレビを見ている人もいるくらい。
これが、太る要因にもなったりします。
この時間に歩いたり動いたりするという事は、この太る要素を取り除くことが出来ます。
更に、食後40分間のウォーキングダイエットをすることで、食事で摂取した以上のカロリーを消費出来れば、減量に成功です。
参考記事:ウォーキング40分の効果とダイエット!距離や歩数と消費カロリー
まとめ
一般的に、食後に動いたりウォーキングしたりするのは、あまり身体に良くないのではないかと思いがち。
そこで、食後には静かにゆったりと過ごしている人がほとんどです。
そのような中、昼休みにウォーキングをしてみてはいかがでしょうか。
職場の環境や家の近所の目があり、どうしても無理な場合には、夕食後にウォーキングを。
逆に、夕食を食べ終わる時間が遅く、防犯の心配があったり就寝の時間の関係などでできない場合には、朝食後や昼食後や昼休みの時間に歩くこと。
自分の生活環境や職場環境などと生活のリズムに合ったウォーキングスタイルの確立をしてみて下さい。
しかし、どうしても食後にはウォーキングできない人は、まずは継続的に歩ける時間に毎日40分間歩くように。
必ずしも食後に歩かなくても、毎日40分ウォーキングすることで、効果は必ず出てきます。このブログを通じて応援しています。
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