皆さんは、胃カメラ検査を受けた事はありますか?
私は、20年以上ほぼ毎年(さぼる事があるので)生活習慣病予防健診の時に胃カメラを飲んでいます。
胃カメラは、痛いのか痛くないのかどっちでしょうか?
胃カメラ検査の後に喉が痛いのでしょうか?
胃カメラが痛くないコツはあるのか?あるとすればどのようなポイントなのかについて書いていきます。
今回の記事は、他の記事にも増して経験値からくる自分の意見であり考え方です。
人によっては参考にならないかもしれませんが、予備知識にはなりますので気楽に読んでみて下さい。
Contents
胃カメラは痛いのか痛くないのか?
胃カメラは痛いのか痛くないのかどっちでしょうか?
本題に入る前に少しだけ経緯を説明します。
(きっかけの記事は、スルーしてもらっても影響はありません。)
この記事は、ほとんど体験談になりますのでご容赦下さい。
胃カメラ検査を長年するようになったキッカケ!
社会人になってから毎年定期健診を受けていたのですが、ある年にバリウム検査でポリープの疑いがあるという結果が出ました。
二次検査で胃カメラ検査を受ける事になり、ポリープを少し採取して組織検査した結果、良性のポリープでした。
この時に医師に毎年このような事(胃カメラ)になるのか尋ねた所多分そうなるであろうという返事でした。
バリウム検査もそれはそれで違った意味で大変です。バリウムを飲んだにもかかわらず再度胃カメラを飲む事は耐えられません。
そこで、最初から胃カメラ検査を出来ないかダメ元で聞いてみた所条件付きでオッケイでした。
胃にポリープがある事が明確であり(前年度の結果)今回もバリウム検査に引っ掛かる可能性が大きい事。
経過観察の必要性がある事。
こうして次年度から、バリウム検査の差し替えという処理方法で最初から胃カメラ検査で健康診断を受けるようになりました。
数年前からは差し替えの措置が出来なくなり、現在ではオプション検査の扱いになって別途費用が発生しています。(多分バリウムをしない為に割安にはなっていると思います。)
毎年胃カメラでたくさんポリープが発見されますが、以前と同様の良性の為に生検しない(取らずにそのまま放置)でも良いという判断になっています。
生検して病理検査に出すと結構な費用がかかります。
(胃カメラ検査中に医師に取るか取らないか質問されますが、口頭で取らないと返事しています。今では喋る事も出来ます。)
胃カメラは痛いのか?つらいのか?
胃カメラは痛いのか?
一番初めの時は、痛いというよりもつらいという方が正確でした。
とにかくなかなかカメラが入っていってくれません。(飲み込めない)
ゲーゲーとむせて(嗚咽して)しまいました。
そんな感じでしたので当然のように痛かったです。
胃カメラは痛くないのか?辛くないのか?
胃カメラは痛くないのか?辛くないのか?
何度も胃カメラを飲んでいるので、今は全く痛くないし辛くないし楽です。
よだれもほとんど出ない程です。(言っている意味は後に説明します。)
結局のところ、胃カメラは痛いの痛くないのどっち?
今の私は胃カメラが痛くも辛くもありません。回数をこなしたからとも言えますが、コツをつかんだとも言えます。
ですから、第3章でお話しするコツを参考にしてもらえば最初からでも痛くないかもしれません。
胃カメラの後に喉は痛い?
胃カメラが痛いかどうか聞いてくる人は恐らく飲む時にどうなのかという事ではないでしょうか?
一般的に胃カメラ検査の時は喉の奥のところを部分麻酔しますので、飲む時には痛くありません。
問題は、(想像通り)胃カメラの後に麻酔が切れた時です。
多分最初(回数が少ない頃)は、喉は痛い可能性が高いと思います。
病院でトローチを数粒貰って使用した経験があります。
この痛みも今ではほとんどありません。
胃カメラが痛くないコツはある?
胃カメラが痛くないコツはあります。胃カメラが楽になる方法はあります。
(但しこの記事では、鼻から入れる方法は除外しています。自分の経験もないので。)
様々なポイントがあります。
胃カメラ検査をする病院選び。
胃カメラ検査を実施する医師の力量や経験値。
本人の精神状態。
本人の経験値。
本人の飲み込み方。
胃カメラ検査をする病院選び!
胃カメラ検査をする病院選びは当然重要です。やはり症例数が多い又は健康診断を専門としているような病院や健診センターであれば、毎日相当数の胃カメラ検査が取り行われています。
予約が2ヶ月先とかは普通にあります。
このように、先々まで予約で一杯である事は、その病院にとっては胃カメラ検査は日常の一部であると言えます。
胃カメラ検査の医師の力量や経験値!
胃カメラ検査の医師の力量や経験値も病院と同じくらいに重要です。
病院には曜日ごとの検査担当医師が公開されていますので、ここでも回数をこなしていることなどを判断基準にして選択しましょう。
注意事項として、ベテランの先生がベストだと考える人もいますが、一概に言い切れません。
胃カメラ検査を担当する人によっては、当然上手い下手はあります。
若い医者の方が手先や判断が素早いく上手いこともありますし、胃カメラのような比較的簡単な検査は、むしろ若い医師の方が経験値が高いことも体験的に言えます。
胃カメラを飲む本人の精神状態!
胃カメラを飲む本人の経験値や飲み込み方や精神状態が、一番大事かもしれません。
初めて胃カメラをのむ時の精神状態は、尋常ではありません。
胃カメラ検査の時には、ゲップをしてはいけません。
唾を飲み込んではいけません。
緊張すればするほど、むせたり唾液が飛び散ります。
よだれは、下のよだれ受けに自然に垂れ流すように指導されます。
上記の事を守れないと時間がかかってしまいます。
例えばゲップをしてしまいますと、胃の中が濁ってしまい元の状態になるの時間が必要になります。
初めての人には難しく酷な要求でもありますが、リラックスして体全体の力を抜く事が痛くならない初歩的なコツです。
胃カメラを飲む本人の経験値!
胃カメラを飲む本人の経験値というのは、痛かったりあまり痛くなかったり全然痛くなかったりするなどの経験を意味します。
このような体験を積む事で創意工夫出来ます。
痛くなった時の原因や痛くなかった時の状況を分析して次に活かしていけます。
(何度も飲みたくない人には適してはいませんが)
(経験者しか本当には理解出来ないかもしれませんが)次に細かく説明します。
飲む時に思い出してもらうと絶対に役に立つ情報です。
胃カメラの飲み込み方のコツ!
胃カメラの飲み込み方のコツは、飲む時や飲んだ後の麻酔が効かなくなった時に痛くない方法に他ありません。
胃カメラを体に導入し始めが当然ながら一番重要です。
先ずは精神的なリラックス(基本中の基本) 絶対に安静というか息遣いも出来るだけ普通以上に気を遣う事。
体や喉や口をむやみに(本当は何があっても)動かさない。
喉をゴクンとするタイミングと速さを的確にする。
医師によっては飲み込むように支持されますが、とにかくゆっくりと静かにごっくんとすること。
最もベストで理想的なのは、喉をゴクンと動かすことなく、胃カメラがゆっくりと体の中に入っていくこと。
数回しか経験がありませんが、このような芸当ができた時は完全に痛みがありません。
喉を勢いよくゴクンとした方が、簡単に早く喉と通過しますが、絶対に後から痛くなりますよ。
考えてみれば理解可能ですが、喉を大きく動かせばカメラに当たる確率や衝撃が大きくなってしまうことに。
現実的に喉に接触せずに中に入れる事は不可能かもしれませんが、当たる力を上手く和らげることが痛くならないコツになります。
(これは、最も経験値が必要かもしれませんが)
関連記事:胃カメラは苦しい?進化で麻酔や入れる時や検査中も楽に!
まとめ
胃カメラとバリウム検査とどっちがいいのでしょうか?どっちが楽なのでしょうか?
個人差があるのは否定出来ません。
胃カメラを飲む必要がない人は、そもそも健康診断の時にはできないかもしれません。
胃カメラは、慣れてきたりこの記事に書いたことを実践できれば、それほど苦しくないと言えます。
昔は、(検査のやり方として)画像を自分で見ながら検査をできませんでした。
その為いつまで続くのかという不安感もあったことは事実です。
今では、画像を見ながら医師の説明を受けながら、胃カメラ検査ができるようになっています。