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花粉症と風邪の違いは!風邪みたいな症状でわからない時病院は?

 

 

花粉症と風邪の区別や違いなどの判断基準は何でしょうか?

花粉症と風邪の見分け方があるのでしょうか?

 

毎年同じような時期に同じ症状が出ている人は、花粉症やアレルギー反応と結論付けられるかもしれません。(経験的に感じられるのかもしれません。)

しかし、そのような人でも時期は一緒でも症状が違っていたり、今まで花粉症になっていなかったような人は判断が難しかったりします。

 

最も厄介な場合は、風邪みたいな症状の時です。この場合には、取りあえず風邪薬を代用にして様子を見たりしてしまいます。

(風邪薬は何処の家庭でも常備していますし、これで治れば儲けもの的な感覚もあります。)

 

風邪の場合でもそうですが、市販の薬が効かない場合に病院に行くという人が多いのではないでしょうか?

取りあえず服用してみた市販の風邪薬の効果が見られなかった時に、花粉症か風邪かわからない時に病院は何処に行けばいいのでしょうか?

 

今回の記事では、花粉症と風邪の違いや見分け方や風邪みたいな症状でわからない時の対処や薬や病院について書いていきます。

 

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花粉症と風邪の違いと見分け方は?

花粉症と風邪の違いと見分け方の代表例は、以下の通りです。

1.くしゃみ 花粉症は1度したら何回も起こる。 風邪はそんなに出ない。

2.鼻水 花粉症は透明でサラサラ。 風邪は時間が経過すると黄色いネバネバ。

3.鼻づまり 花粉症は両方が詰まる事が多い。 風邪は両方は滅多にない。

4.目のかゆみ 花粉症はある。風邪はない。

 

5.発熱 花粉症も発熱するが微熱が多い。 風邪は高熱が続く。

6.喉の痛み  花粉症はあまりない。 風邪はよくある。

7.関節の痛み 花粉症は痛まない。 風邪は関節の節々が痛む事がある。

8.期間 花粉症は花粉が飛散している間。 風邪は1週間から10日位。

9.天気  花粉症は晴天や強風の日に酷い。 風邪は関係ない。

花粉症は、主にスギやヒノキ等の植物の花粉に対するアレルギーで起こります。

症状は眼のかゆみや充血、くしゃみや鼻汁が一般的です。

皮膚のかゆみを伴うこともありますが発熱はありません。

花粉症やアレルギーは、対応するIgE抗体を体が作っています。

その為、花粉やアレルギーの原因となる物質を抗体検査で詳しく知る事が出来ます。

 

一方風邪は、ウイルスに感染することで起こる病気です。

発熱や鼻汁や咳や喉の痛みなどですが、全ての症状が出る事は稀でどれかの症状が現れます。

(あなたの風邪は何処からなどと言われる所以です。)

 

花粉症の場合は、毎年同じ時期になると症状が現れるのが特徴です。

花粉が飛んでいる間は症状が出るので、年によって(反応する花粉によって)は長期間続く事があります。

花粉症は、目にも症状が出易いので風邪との見分け方のポイントになります。

花粉は鼻や目を通して侵入するので、目に入れば目のかゆみを引き起こす人もいます。

花粉症は、皮膚も反応して皮膚炎を引き起こす場合ケースもあります。発疹や痒みが出る事もあります。

 

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花粉症で風邪みたいな症状の時に風邪薬で代用出来る?

では、花粉症で風邪みたいな症状の時に風邪薬で代用出来るのでしょうか?

風邪薬の中には、鼻炎などのアレルギー症状の原因物質ヒスタミンに作用する抗ヒスタミン成分(クロルフェニラミンマレイン酸塩、クレマスチンフマル酸塩、ジフェニルピラリン塩酸塩など)が入っている種類があります。

この種類の市販薬は、ある程度は花粉症の薬の代用になり鼻水やくしゃみを止めることも出来るようです。

 

但し、風邪薬に含まれる抗ヒスタミン成分量は花粉症の薬と比べると少ない為、症状を抑える効果は少なくなると考えられています。

一風邪薬には鼻炎症状を緩和する以外の成分も含まれていますので、花粉症薬の代用として長期的に服用する事はおすすめ出来ません。

更に付け加えれば、花粉症の薬と風邪薬の併用もおすすめ出来ません。

(飲み合わせ等の問題もあります。)

数日間服用しても効果が感じられなければ、薬を飲むのを中断した方が賢明です。

 

花粉症か風邪かわからない時に病院はどこに行くべき?

花粉症か風邪かセルフチェックだけではわからない時に病院はどこに行くべきでしょうか?

実際の所は、本人の症状の場所や程度による事は大前提としてあります。

花粉症か風邪か似通っていて自分では判断が付かない時には耳鼻咽喉科と内科や循環器内科のどちらを受信するべきでしょうか?

 

基本的には、本人がどのような事が心配で尚且つ調べてもらいたいのかというポイントになります。

耳鼻咽喉科は、文字通り耳や鼻や喉の奥までしっかりと肉眼や画像で検査する事が出来ます。

鼻や喉の奥の分泌物を吸引したり薬を直接患部に噴霧する事も出来ます。

中耳炎なども心配であれば、一緒に見てもらう事も出来ます。

 

内科や循環器内科は、全般的に見てもらいたい時には効果的です。

咳や喉の痛みや熱などがある場合には、内科の方がいいかもしれません。

咳が酷い場合には肺炎の心配ありますので、そのような場合には簡単に検査する事も出来ます。

皮膚のかゆみや発疹などが気になる場合にも適しています。

 

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まとめ

花粉が鼻に入ると鼻の粘膜にあるアレルギー細胞が刺激され、ヒスタミンが鼻粘膜表面の神経を刺激してくしゃみが出ます。

くしゃみが起こると鼻水の分泌が盛んになります。

鼻づまりは、ヒスタミンが鼻の血管を刺激し血管を拡張させたり循環障害を起こしたりする事でなります。

 

花粉症などのアレルギーがあるかやどのような物質に対してアレルギーがあるかを一度検査しておく事をおすすめします。

風邪に似た症状が出た時に、自分がアレルギー反応がある植物などの飛散時期と比較する事で風邪か花粉症かの判断が出来ます。

症状が少しでも出てきて酷くなりそうな場合には、やはり早めの対処が重要です。

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