無理のない運動で痩せたいとウォーキングやジョギングを始めてみると、雨の日や時間的にできない日が出来てしまいがちになります。
また、近所の人の目が気になったり、外に出るのが面倒だったり煩わしいという人も。
そんな事もあって、室内運動で気軽に出来るダイエットとして踏み台昇降を考えている人もいます。
なお、踏み台昇降ダイエットは、スローステップダイエットとも呼ばれていますが、当然ですが踏み台が必要。しかし、踏み台昇降運動は、階段の上り下りではダメなのでしょうか?
また、ここで取り上げる階段ダイエットは、屋外やウォーキングの中のコースではなく、家または室内の階段に限定。
この記事では、踏み台昇降ダイエットで成功して痩せることが出来るやり方と時間などについても解説します。
踏み台昇降ダイエットで階段上り下りはダメ?
室内や家の中限定の踏み台昇降ダイエットで、階段の上り下りはダメなのでしょうか?
ズバリ結論を言うと、長期間毎日出来るのであればやっても良いですが、ほとんどの人の場合にはダメ。
なぜならば、ほとんどの人は長続き出来ないからです。そして、継続できない原因は色々とありますので、継続できる人への注意ポイントの後に説明します。
まず、家での階段ダイエットを長期間継続できる人については良いと書きましたが、少し問題があります。それは、大きく分けると、環境面と運動面からです。
まず環境面では、階段の上り下りを1日に相当の回数を往復することになります。そうすると、考えられることは、振動や騒音がかなり出るのではないのかということ。
ですから、家族や周囲の人の理解を得ることが重要に。また、運動面では、階段の高さが自分の理想的な踏み台の高さより少し高いと想定されます。
そして、家の階段は、耐久力も考えてあるために頑丈でかたく、奥行きもあまりなかったりして、つまずきやすいので要注意。
参考記事:家の中でウォーキングの代わりに足踏み!室内ダイエットの方法は?
また、家などの室内の階段でダイエットが長続きできない原因は、簡単に言うと飽きてしまうこと。階段の上り下りは、元々単調な運動である踏み台昇降よりも更に単調になってしまいます。
そのように言うと、中には「移動しているから、その場の踏み台昇降よりも単調ではない。」と反論する人も。
ですから、踏み台昇降も単調だという前提で書いています。そして、踏み台昇降の場合には、単調さを紛らわす方法が幾つも考えられるのです。例えば、テレビや画像を見ながらやラジオや音楽を聴きながら。
基本的には、階段ダイエットでは、画像も音楽も安全面も含めて考えると無理。ですから、どうしても孤独な運動になりやすく、しかも階段にはほとんどの場合には冷暖房が効かないと考えられます。
このように、継続性を考えても、室内での階段ダイエットよりも踏み台ダイエットか、その場での足踏みダイエットの方が長続きしやすいのではないでしょうか。
しかも、踏み台昇降ダイエットでは、踏み台の高さを調整して運動することもできますので、体力が付いてきたら高くすることや、体調面がすぐれない時には低くするということも可能になります。
踏み台昇降ダイエットで成功するやり方や時間は?
踏み台昇降ダイエットで成功するやり方や時間の決まりはあるのでしょうか?
踏み台昇降ダイエットで成功するには、正しいやり方で一定の時間をやることが必要。
正しいやり方は、背筋を伸ばした正しい姿勢で行うこと。背筋を伸ばすと体の循環が良くなるだけでなく、お腹に力が入って体幹も鍛えられます。
そして、踏み台に昇る時に腿を高く上げること、かかとから着地して台に体重をかけて膝を伸ばすことが効果アップの秘訣。
そして、踏み台から降りる時には、お尻から動かすイメージで親指の付け根のふくらみ部分からかかとにかけて着地します。
また、腕を大きく振るようにすると、下半身だけでなく上半身にも刺激を与えることが出来ます。
そして、腕を大きく振ることはバランスを保つ意味でも重要で、正しい姿勢を維持する効果と共に二の腕の引き締め効果も。
なお、踏み台昇降運動は、脂肪燃焼が促進され有酸素運動ですので呼吸も重要。
踏み台のへの昇り降りをリズミカルに行うことで自然に呼吸も一定になりますが、腹式呼吸を意識することで、脂肪燃焼の効果がさらにアップします。
そして、踏み台への昇り降りの順番ですが、以下の要領になります。
・最初に昇った足から降りること。
・昇る足の順番は適度に交代させること。
具体的な例
【右足、左足の順番で台に昇る。右足、左足の順番で台から降りる。】
【左足、右足の順番で台に昇る。左足、右足の順番で台から降りる。】
また、あくまでも一番重要なのは毎日一定の時間を継続することですから、1回の踏み台昇降運動は、できる範囲の時間を1セットとして何セットかやること。
そして、毎日の踏み台昇降ダイエットの時間は、最低でもトータルで40分は確保して下さい。出来れば1時間程やるのが理想で、当然ですが早く痩せることが出来ます。
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まとめ
踏み台昇降ダイエットは、あくまでも踏み台を用意してやることがベスト。
もちろん階段ダイエットにはメリットや特徴がありますが、家の中以外のところで有効です。
また、家の中での踏み台昇降ダイエットは、服装や時間を気にする必要がないことや、テレビなどを見ながらできることなどで継続しやすくなっています。
なお、踏み台昇降ダイエットで成功して痩せるには、背筋を伸ばすなどの正しいのやり方での一定の時間の継続が必要。
そして、当然ですが毎日長い時間取り組んだ方が成果は早くなります。
ただし、オーバーワークが原因で休んでしまうよりは、出来る範囲で毎日取り組んだ方が良いでしょう。