踏み台昇降ダイエットは、ウォーキングダイエットと何が違うのでしょうか?もちろん、歩く場所や歩き方(踏み台昇降は、歩くと言ってもいいのか?)が違うのは理解できますが。
そして、ダイエット効果や消費カロリーなどの違いはどうなのか?また、ダイエット効果が出るまでの期間や毎日の取り組み方の違いがあるのでしょうか?
また、個人個人の性格や生活スタイルによっては、ウォーキングに適した人や、家の中での踏み台昇降運動ダイエットを選択した方が良いというようなタイプがあるのかもしれません。
今回の記事では、踏み台昇降運動によるダイエット効果とウォーキングとの違いや、踏み台昇降の具体的なやり方と効果アップの方法についても解説します。
踏み台昇降はウォーキングと違う!その違いとは?
まず、踏み台昇降ダイエットとウォーキングダイエットの違いは、当然ですが場所になります。厳密には、踏み台昇降も踏み台を外に持ち出せば出来ますが、室内でするダイエット方法です。
そして、歩くコースは、ウォーキングでは日替わり週替わりと変更出来たり、坂道や階段などバラエティーに富んだ道を自分の好みで設定できます。しかし、基本的には踏み台昇降は毎日同じです。
また、自由度に関しては、ウォーキングダイエットもすぐに始められるタイプですが、踏み台昇降ダイエットは更にその上をいきます。そして、決定的な違いが服装ではないでしょうか?
踏み台運動は、どんな格好でやっていても大丈夫です。しかし、ウォーキングではやはり人の目が気になります。そして、いつでも気軽に始めやすいことも踏み台昇降ダイエットのメリットに。
そして、消費カロリーに関しては、同じ時間を行えば踏み台昇降ダイエットの方が高くなります。踏み台昇降は、垂直に持ち上げる動作がプラスされる分負荷が大きくなります。
むしろ、問題はウォーキングと同じ時間を歩けるかということ。いつでも止めることが可能だからです。
この点ウォーキングの場合には、同じ場所を何周か歩く方法でない限り歩いて戻る必要があり止めることは不可能。
また、ウォーキングは基本的にはまとまった時間を歩く人が多く、踏み台昇降は10分から20分を1セットにして、数セット行うやり方になります。
そして、基本的には踏み台昇降はながら歩行ができます。家でテレビや画像を見ながらできます。
ウォーキングの場合にもながら歩行はできますが、音声のみになりますし安全面を考えるとあまりオススメできません。
また、ウォーキングと踏み台昇降のダイエット効果については、全く同じ条件でないと個人差があるため確証はできませんが、基本的に同じ消費カロリー分を運動していればほとんど同じであると考えられます。
むしろ、この比較はウォーキングダイエットと踏み台昇降ダイエットの比較と言うよりも、歩き方の違いによる差の影響の方が大きいと思われます。
踏み台昇降ダイエットのやり方は?
踏み台運動を始める前に、当然ですが踏み台を用意する必要があります。
そこで、踏み台昇降をウォーキングの予備と考えるのかメインとして考えるのかによって踏み台をどうするかも変わってきます。
しかし、どちらにしても長い期間やり続けなければダイエット効果が期待できないことを考慮すれば、ステップを購入するのもアリです。
もちろん、自分で新聞紙や段ボールや雑誌をガムテープやひもでしっかりを固定して使用しても大丈夫。なお、踏み台の高さの基準は、15センチで始めてみて自分に合った高さで行います。
注意点としては、あまり踏み台の高さを高くし過ぎると、足が太くなってしまうことがあること。
なお、踏み台運動は、まず準備運動をしてから始めることをオススメします。その意味は、運動前に関節や筋肉のためもありますが体脂肪を血中に溶かすこと。
ウォーキングや踏み台昇降などの有酸素運動は、血中の脂肪を燃焼させることが目的なのです。ですから、この時に脂肪燃焼効果の手助けをしてくれるサプリを飲んでおくこともオススメ。
また、踏み台昇降ダイエットは、(先程もウォーキングダイエットとの比較で書きましたが)1度に長い時間行うよりも、10分から20分程度で集中して行った方が効果が出ます。
逆に言えば、結構ハードであるとも言えます。長い時間ダラダラと行うよりも、しっかりと下半身の筋肉を動かすことや意識することが重要。
そして、姿勢も重要になります。背筋をしっかりと伸ばした状態で行うと代謝はアップします。そして、踏み台に上るテンポもリズミカルに一定にして呼吸も同じようにします。
何と言っても有酸素運動ですので、腹式呼吸を意識しながら新鮮な酸素を体に送り続けることで脂肪燃焼効果をアップさせます。
踏み台昇降運動ダイエットで、鍛えられる筋肉と効果。
・大腰筋:姿勢が良くなり、お腹周りが引き締まる効果。
・大腿四頭筋:足のむくみがとれて細くなる効果。
・大殿筋:お尻周りが鍛えられ、ヒップアップ効果。
また、運動後にも30分程度は脂肪の燃焼が続いているので入浴はそれ以降が理想的です。ただし、38℃以下のぬるめの温度であれば大丈夫。
そして、足のマッサージをして老廃物や乳酸を体外に排出しやすくすると効果がアップします。
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まとめ
ウォーキングダイエットと踏み台昇降ダイエットは、どちらも長い期間の継続が必要な方法です。それは、有酸素運動の特長でもあります。
ウォーキングには、外を歩くならではストレス解消などに代表とされる健康面の効果があり、踏み台昇降には、服装や時間に関係なく取り組めるという自由度があります。