
ランドセル選びで気をつけるポイントに肩ベルトがあります。
ランドセルの肩ベルトによって体感重量がかなり違ってきます。
体に優しいと評判の良い肩紐や、背負いやすい肩ひもにはどんな特徴があるのでしょうか?
肩ベルトのどのポイントをチェックすればいいのでしょうか?
ランドセルに肩ベルトカバーや肩カバーや肩クッションは必要なのでしょうか?
今回の記事では、肩ベルトについて詳しく解説します。
なお、この記事は肩ベルトそのものについてになりますので、ランドセルの肩ベルトの立ち上がり機能については触れません。
立ち上がり背カンについては、以前に書いたまとめ記事に解説してあります。
関連記事:ランドセルの選び方で失敗しないコツやポイント!購入時の注意点は?
第1章【ランドセルの選び方で失敗しないコツは?】の
【ランドセルの背カンは立ち上がりがいい?】を参照して下さい。
Contents
ランドセルの肩ベルト!体に優しい肩紐は?
なぜランドセルの肩ベルトは重要なのか?
ランドセルの肩ベルトで体に優しいとはどういう意味でしょうか?
自分なりの解釈をさせて頂くと、子供の体に優しいランドセルであり肩紐であると思います。
ランドセルは、昔に比べて格段に大きくなってきています。
(ランドセル自体が重くなったという意味ではありません。)
ランドセルの大型化が意味するのは、ランドセルの中に入れる物(教科書や副教材や給食袋や人によっては体操袋や水筒までも)が多く(重く)なった事です。
ランドセルを支えているのは、基本的には(背中でも支えてはいますが)肩ベルトになります。
ランドセル一杯に押し込んだ荷物の重量が幼い児童の肩にかかってきます。
ランドセルの肩ベルトで体に優しいと評判の良いのは?
体に優しいと評判の良いランドセルの肩ベルトの特徴や持ち味は、大きく2つに分かれます。
肩紐の幅が広いタイプとクッションが多く入っているタイプです。
どちらも普通の肩ひもに比較して明らかに違うというレベルではない為一般的には見落としがちになります。

ランドセルの肩ベルトの黒い部分(一部左側上部の色が変ですが)は、一般的(太い方タイプ)の幅は、4センチから一番太い部分で4センチ5ミリくらいです。
それよりも細い肩紐のランドセルも結構あります。
体に優しいと評判の良い肩ベルトは、白い部分が更に写真のような感じで広がっているのが特徴です。
ランドセルの肩ひもの厚みと言うか弾力性や柔らかさは、実際に手で触って感触を確かめるのが一番ですが、(そうもいきませんので)6年間経って役目を果たした肩紐に少し切り目を入れてみました。


解りやすい角度で更に拡大しました。

太いクッションに更に細いクッションを入れて、弾力性や柔らかさを出していることがわかります。
スポンジの厚みも相当なものですし、二枚重ねてある肩ベルトは少ないと思います。
(もちろん全てのランドセルの肩ベルトを分解した訳ではありませんが、触ってみた感触でそう思います。)
実際にランドセルの工房や量販店や専門店などで展示サンプル品で触ってみたり、実際に背負ってみたりして体に優しいかどうか確かめてみて下さい。
なお、ランドセルの肩ベルト製作の工程においては、クッションの厚みがあると作りにくく面倒で手間がかかります。
しかしながら、顧客の本来のニーズに答えようとしているメーカーや販売店は、この部分は非常に大事で譲れないポイントと考えています。
ランドセルの肩ベルト!背負いやすい肩紐は?
ランドセルの背負いやすい肩紐は、どのような特長があるのでしょうか?
体が小さい低学年の小学生や肩幅が狭い子供は、ランドセルの肩ベルトがズレ落ちる心配があります。
その為、肩紐を自分で支えながら(手で持って)登校している児童を見る事があります。
これを防ぐ為に肩ベルトを立体裁断したタイプが以前から出てきています。
この立体裁断型の肩ベルトの形も年を追う毎に進化して来ています。
(最近では、ランドセルの肩紐に取り付けるチェストベルトを購入する人もいます。)

画像のような立体裁断肩紐であれば、肩ベルトが肩からずれ落ちる可能性はほとんどありません。
肩のラインに沿って(合わせて)デザインされていますから背負いやすくなっています。
この特徴は一目でそれとわかりますが、念の為にも他の注意点のチェックの為にもお子さんが背負った状態を確認することが必要です。
ランドセルの肩ベルトに肩カバーは必要か?
ランドセルの肩ベルトに肩カバーや肩パッドは必要なのでしょうか?
現実問題としては、肩ベルトの幅が細かったりクッションが固かったりするのであれば必要かもしれません。
しかし、ここまで書いてきたような小学生の体に優しく背負いやすいランドセル肩紐であれば、別に肩ベルトカバーを購入しなくても大丈夫ではないかと思います。
今販売されている肩カバーは、立体裁断型の肩紐にピッタリとフィトするのはかなり困難ではないかと思います。
そうするとランドセル肩カバーを手作りしなくてはなりません。
いくら肩ベルトが重要な要素であっても、ランドセル選びの優先順位は恐らくはトップではないでしょう。
その為に、この記事で書いたような理想的な肩ベルトが付いていない事も当然あります。
そのような場合には、肩紐カバーは必要かもしれません。
まとめ
ランドセルの肩ベルトは、牛革がいいのかクラリーノのような人工皮革がいいのか論争になる事があります。
しかしながら、生地の違いだけでは、実際にどちらが良いとは言い切れません。
牛革のメリットとしては汗を吸収してくれますが、デメリットとしては経年変色やしわが挙げられます。
このポイントをどのように考えるかによって意見が全く反対になります。
一般的には、高級なランドセルほど肩ベルトの白い部分には牛革を使用しています。
しかしながら、ランドセルの肩ベルトで(私が個人的に)最も重要視しているのは、素材よりも幅や厚みや柔らかさや背負いやすさです。
小学生のお子さんが、重い荷物を背負って通学する負担を軽く出来るランドセル肩ひもがベストです。
それでもランドセル選びの優先順位のトップではない場合には、理想に近い肩ベルトがついていないかもしれません。
その場合には、肩ベルトカバーや肩当てパットなどを別途購入する必要があるかもしれません。
(自分自身の考えでは)本当に質の良いランドセルを選ぶのであれば、背負いやすい体に優しい肩ベルトは必須になります。
良心的な工房やメーカーや専門店は、そのようなランドセルを取り扱っているハズです。
ですから、肩紐はある意味ではメーカーや販売店の良い悪いの判断基準になります。
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