
友人や知人の結婚式の二次会やパーティーなどに出席する場合に、男性のスーツの着こなしの基本や基礎とは何でしょうか?
着こなしというのは、スーツだけでなく全体のバランスも考えなくてはいけません。
スーツの着こなしが良くても他との組み合わせが不自然ではお洒落な感じにはなりません。
一般的に、コーディネートと着こなしは混同しがちですが違います。
コーディネートだけが優れていても着こなしが悪いと結果として洗練された印象にはなりません。
どちらも大事でどちらが欠けていても駄目です。
結婚式の二次会やパーティーなどに参加する場合には、基本的なルールがあります。
その中で、さりげなく自分の良さをアピール出来たらベストです。
今回の記事では、結婚式の二次会やパーティーなどへ参加する男性のスーツの着こなしに不可欠な色やサイズなどの選び方などを書いていきます。
そしてもう1つの大事な要素である、ベルトやネクタイやポケットチーフなどとのコーディネートについても自分なりの意見を書いていきます。
尚、結婚式の二次会の男性の服装の全般については、別の記事を読んでみて下さい。
関連記事:結婚式二次会のみの服装で男性のスーツやネクタイの色は!カジュアルは?
結婚式の二次会の男性スーツの着こなしの基本は?
男性スーツの着こなしの基本や基礎的な要素は、結婚式二次会やパーティーなどに限らず共通です。
男性のスーツの着こなしの基礎で上着は?
男性のスーツの着こなしの基本は、何と言っても自分の体にフィットしている事です。
更に、一般的なスーツのマナーとされているサイズになっている事です。
一般的にベストとされている大きさ各項目に分けて説明します。
スーツの肩幅が自分の肩にピッタリフィットしている!
男性スーツの着こなしで最も大事なのは、上着の肩幅が自分の肩にピッタリフィットしている事です。
これが決まっているかいないかで、第一印象が全然違ってきます。
本人の着心地もとてもよくスーツの重みが上手く分散されることで軽く感じます。
肩幅が少しでも狭いと、文字通り肩身が狭くなってしまいます。
逆に肩幅が広いとスーツがだらんと下がった感じになり、姿勢も悪くなってしまいます。
スーツの袖口はシャツが少し出るくらいの長さ!
一般的にベストとされている男性スーツの上着のそで丈は、普通に立っている時にワイシャツの袖が2センチ弱くらい出る長さになります。
目安としては、手首の骨のでっぱりの手前辺りになります。
スーツの胸まわりとウェストは少し余裕を持って!
スーツの胸周りを少し余裕を持たせる事によって、程よい厚みが出てきます。
ボタンの合わせ目の辺りに手が入る程度にゆとりがある方が良いとされています。
ウエストにも適度な余裕があった方が、窮屈感がなく快適に過ごせますし動きもスムーズにです。
スーツの着丈(長さ)は?
一般的に良いとされているスーツの着丈は、お尻が軽く隠れるくらいです。
全部隠れた方が良いという人もいますが、お尻の穴が隠れる位で良いと思います。
ここは、自分が着た状態を鏡で客観的に見て判断して下さい。
(後々の事を考慮すると、短めよりは長めの方が良いでしょう。)
男性のスーツの着こなしの基礎でズボンは?
男性スーツの着こなしの基本は、ズボンでも同じで自分の体にフィットしている事です。
ズボンでの注意ポイントは、必ず靴を履いた状態で判断する事になります。
男子スーツのズボンの長さは?
ズボンの長さについては個人の好みがあるとは思いますが、今回の場合はフォーマルに近い事もあり長めの方が良いと考えられます。
男子スーツのズボンのウエストは?
ズボンのウエストも、ある程度のゆとりがあった方が良いでしょう。
動く際に余裕がある事や、屈んだ時にウエストや太ももが苦しくない事が理想的です。
男性のスーツの着こなしの基礎でベルトは?
男性のスーツの着こなしの基本は、ベルトについても同じです。
カジュアルの時に締めるベルトと違ってシンプルな物がベストです。
色の基本はやはり黒になりますが、靴がチョコや茶色の場合には同色にしても大丈夫です。
ベルト穴は、今のウエスサイズで前後に1つか2つ穴がある状態に調節しておきます。
ベルト自体を自分のウエストサイズに合わせて切って丁度良い所に収まるようにします。
結婚式の二次会の男性スーツとネクタイの色は?
結婚式の二次会の男性スーツの色は?
結婚式の二次会の男性スーツとネクタイの色は、今回の記事のテーマから言うと地味になります。
地味というとあまり良いイメージではありませんが言い方を変えると、結婚式の二次会やパーティー会場で目立つのではなく馴染む事なのです。
結婚式の二次会やパーティーの本来の主役や華は、ずばり女性になります。
女性が目立つのが普通です。ここでもし男性が目立ってしまうというのは浮いている事を意味します。人と違っている事です。
結婚式二次会やパーティーでの男性スーツの色で一般的にベストとされてる色は、ダークスーツになります。以下の通りです。
紺(ネイビー)
男性スーツの基本中の基本の色。一言で紺と言っても濃紺からほとんど黒に近い色もある。
例えば最近のランドセルの紺(ブルーブラック)やダークグリンなど。外では一瞬では区別出来ません。
チャコールグレー
黒ほどフォーマル感がガチガチでなく使用しやすい色。
ダークグレー
明るいグレーではなく、あくまでのダークグレー。明るくなると場にマッチしなくなる。
現代のスーツのボタンは2つボタンが多いですが、3つボタンでも2つボタンでも一番下のボタンはしない事が基本になります。
結婚式の二次会のネクタイの色は?
結婚式の二次会のネクタイの色は、別の記事では派手目な色もオススメしています。
しかし、この記事のテーマではネクタイも地味目になります。
基本的には、スーツと同じか同系色になります。
柄も無地がベターですが、動物柄などや奇抜なデザインや派手過ぎる類いでなければ良いでしょう。
(地味な中でも自己主張出来る方法は次章で提案します。)
この記事のテーマである着こなしで良いと言われているポイントは、以下の通りです。
スーツの色合わせでセンスが良いのは、使う色は3色から4色まで。
ビシット決め過ぎずかと言ってラフでもない。
程よい感じで場の雰囲気に馴染んでいて爽やか。
バランスが良く似合っている。
結婚式二次会の男性スーツにポケットチーフは必要か?
この記事のここまでの流れで、結婚式二次会の男性スーツにポケットチーフは必要かはハッキリしています。
他の記事の場合だと結婚式の二次会にポケットチーフは必要ないのですが、今回の記事では必要です。
極論を言うと最も必要になります。スーツやネクタイが地味なのでポッケトチーフがないと本当に何もアクセントがなくなります。
ネクタイなどが派手な場合には、ポッケトチーフまでしていると本当にくどい印象になってしまいます。
色は白が良いと思いますが、ネクタイと同色にする方法もあります。
この場合は当然ネクタイはスーツの色の系統ではなくなりますが、ポッケトチーフと同色となり統一感が出ます。
ポッケトチーフは色の他にも折り方やポッケトへの入れ方(浅く入れるか深く入れるか)によっても感じが違ってきます。
ポケットチーフの種類や特長やおすすめの場所は、以下の通りです。
スリーピークス 見た目が華やかな。フォーマルやパーティー。
パフドスタイル 簡単で堅くもなくラフでもなく品がある。 フォーマルやビジネス。
クラッシュドスタイル 簡単でややラフ。結婚式二次会やパーティー。
TVフォールド 最もシンプルで一般的。 フォーマルやビジネス。
アングラー シンプルで控えめ。 フォーマルやビジネス。
結婚式の二次会のポケットチーフとしては、スリーピークスやパフドスタイルやクラッシュドスタイルが特におすすめです。
しかしながら、似合う似合わないもありますので自分に似合うタイプを選択して下さい。
まとめ
多くの人が集まる結婚式の二次会やパーティーの服装は、着こなしもコーディネートもどちらも大事です
着こなしのポイントは、スーツのサイズが自分の体にぴったりで色やデザインが自分を際立させているかです。
コーディネートは、色や柄やデザインの組み合わせなどのトータルバランスを考える事です。
先ずはスーツを自分の体にに馴染ませる事です。スーツに着せられているようではいけません。
初めて見る人でも、着こなしている人とそうでない人は直ぐに分かってしまいます。
鏡の前で合わせてみて、自分に合っているかどうかをチェックするのが大切です。
どうしてもぎこちないようだったら、スーツのオーダーメイドという選択肢もあります。
素材から色から柄などをプロの目で判断してもらって、自分に似合うタイプのスーツを新着しても良いでしょう。