
ハワイ旅行中に気をつけることは様々あります。
些細な事まで数え上げればキリがなくなります。基本的に旅行にアクシデントは付き物です。
それでも、帰国してから後悔するような事は避けたいものです。
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、そのような事になりそうになりました。
この記事は、題名の通りハワイ旅行の間にタイムシェアの説明と見学を体験した内容になります。
ハワイを何度も旅行していてもこんな経験がない人や、これからハワイに行かれる方への注意としてこの記事を書いていきます。
実際にハワイで、意図せずにタイムシェアの説明と見学を体験する事になってしまった個人的な感想や意見になります。
誤解のないように最初に書いておきますが、この記事は特定のホテルや従業員やタイムシェア自体を中傷や否定をしている訳ではありません。
実際にタイムシェアが出来る生活をしていて楽しまれている人を、うらやましいとさえ思っています。
Contents
ハワイ旅行中に気をつけること!タイムシェアの説明と見学を体験!
最初にズバリ自分の意見を言うと、ハワイ旅行中に気をつけることは現地の人という事になってしまいます。
ここで言うハワイの現地の人とは、まずホテルの日本語デスクやコンシェルジュになります。
説明と見学を体験するきっかけ!
どうしてハワイでタイムシェアの説明と見学を体験する事になったのかは、空港からホテルまでの送迎のドライバーの間違いから起こっています。
自分達が宿泊したホテルには、受付が2つあって(日本人?)ツアー専用の方に乗り付けてくれてさえいれば今回の事はなかったでしょう。
ホテルまで送ってくれたドライバーは、日本語がほとんど理解出来ない人でした。
ここで大丈夫かとも思いましたが、何の説明もなく降ろされてしまいました。
フロントには、数十人の列が出来ていて相当の時間待っていました。
その間、妻がホテルの日本語デスクやコンシェルジュに話をしてそちらで受付をしてもらう事になりました。
結局それでもチェックインの手続きが出来ず(場所が違うので当たり前ですが。)正しいカウンターの方に親切にも同行してもらいました。
この時に妻が日本語デスクか?コンシェルジュか?から、このホテルのタイムシェアの見学券を渡されたようです。
何でもこのタイムシェア説明会(約90分から120分)を聞くだけで100ドルの商品券をもらえるのです。
この時に自分はかなりこれまでの手違いなどで(その間に並ぶ場所が違うと現地のアメリカ人に怒られたりなど)非常に不愉快な想いをしていましたので、この(日本人)コンシェルジュか?デスクの人?に商品券が貰える理由を問いただしました。
しかし、何も返答がありませんでした。(お世話になった事は感謝していましたのでそれ以上は聞きませんでした。)
いずれにしても妻が行く気満々であったのでタイムシェアの説明と見学に次の日に行く事になりました。
(帰国してから理解したのですが。)ハワイではワイキキ近くの様々な場所で、現地の日本人がタイムシェアの説明会や見学の勧誘をしているようです。
タイムシェアとは?
そもそもタイムシェアって何か解りますか?
タイムシェアの意味は、文字の通り【時間の共有】という事になります。
簡単に言うとタイムシェアとは、1年間にリゾートなどの物件を1週間分所有出来る権利の事になります。
タイムシェアとは、1室の(1年を52週に分割した中の)1週間分の所有権を購入して共同で所有するという仕組みを言います。
タイムシェアは、当然ながら1室を購入するよりも安い。
年間の維持費や管理費を負担する事でメンテナンスの心配が要らない。
本当に簡単な説明で恐縮ですが、(話の便宜上説明しただけでこの記事の本質ではありませんので)興味のある人は専門の記事を見て下さい。
ハワイ旅行中に自分が、タイムシェアの事を本質を理解していたら良かったと思っています。
タイムシェアの説明の会場の雰囲気は?
タイムシェアの説明の会場は、ホテルの高層階の静かな1室でした。
説明会というよりは、完全に個人個人への説明です。
一通りの説明を担当の人が終えると、別の人にバトンタッチしました。
(参考の為に付け加えると、この会場にいる人は全て日本人です。)
この辺りで興味がなければ、簡単に説明は終了したかもしれません。
しかし、(一見は)思ったよりも高額ではない事などもあって実際の部屋を見学する事になりました。
説明会場と少し離れている為、時間が刻々と経過していました。
(何と今回のオアフ島はハワイ島の経由地という事もあり滞在期間は1日です。)
タイムシェアのモデルルームを見学!
タイムシェアの部屋がある建物は、会員の人専用の建物の中にあります。自分たちが宿泊した建物の後に建設した物で、部屋も新しく設備も色々と考えられていました。
勿論オーシャンビューである事は言うまでもありません。
妻の購入へのボルテージが上がっています。
自分の気持ちも悪くはないかなという感じではありました。
購入者のリストとメッセージを見た!
説明会場に戻り更に詳しく話を聞いてみて、更にタイムシェアの購入者リストとメッセージを見せてもらいました。
タイムシェアの購入者の感想や一言欄を見ると、ほとんどの人が最初は購入するつもりがなかったけれども熱心な説明を受けて決断しましたと書いてありました。
その中には、有名な芸能人の名もありました。この人は、ハワイが大好きで子供達にも残してあげたいからというような明確な理由が書いてありました。
(このクラスの芸能人であれば、タイムシェアの購入も何の不思議もありません。)
妻は、完全に購入モードに入っていました。自分は、条件付きでOKとしていました。
自分は滞在時間がないので途中退席!
前の所で書きましたが、今回のオアフ島はハワイ島の経由地という事もあり滞在期間は1日です。
前日の午後に到着して、朝食を済ませてからの出発までの実質の自由時間は3時間程です。
この貴重な3時間の内の半分近くを消費しています。
先程条件付きでOKとしていましたが、その条件は自分を連名にしないという事でした。
(基本的に購入する時には皆さん必ず連名にするのですが。)
連名を拒否した主な理由は、以下の通りです。
(支払いも妻だけでする条件であるし)妻と一緒に泊まれば何の支障もない。
自分は、ハワイだけに固執していない。
そのお金で欧州に何度も行きたい。
限られた滞在時間で、ワイキキビーチに行きたい。
維持費や管理費の説明が一番最後にあった事。
そもそも最初のやり方が、どうしても納得いかない。
感情に任せた理由や子供みたいな理由もありますが、とにかく完全にアメリカナイズされた日本人スタッフを強引に説得して40分の退席を認めてもらいました。
40分の間にワイキキビーチを往復するのは、トロリーバスがタイミングよく来なければ不可能です。
結局海沿いの道をワイキキビーチに向かって歩くしか方法はありません。
結果としてワイキキビーチにたどり付く事を時間的に諦めて、途中のビーチに入って桟橋辺りまで行って写真を撮ったのが冒頭の写真になります。
この辺りのビーチも海水浴客で一杯で十分に海も綺麗でした。
約束の時間に説明会場に戻ってみると?
約束の時間に説明会場に戻ってみると、妻の様子が少し違っていました。
実際にクレジットカードの登録など書類の作成はほとんど完了していました。
しかしどうも迷っていたようで、二人だけで相談したいと先方に告げハワイのタイムシェアをキャンセルしてもいいかと自分に聞いてきました。
答えは言うまでもありません。(先方の偉い方の人は、自分が説得したと思い恐らく自分を睨みつけていたでしょう。視線を合わせていませんが視線を感じていました。)
後日妻が自分から言いましたが、途中退室してもらった事で頭を冷やす事が出来たらしいです。もし、あのまま自分が反対していたら(自分は反対はしていませんでしたが)強引にでも契約していただろうとも言っていました。
自分の感情に走った行動が結果として(自分達にとっては)ベストな結果になりました。
タイムシェアの部屋の宿泊客に遭遇?
普通の体験談であれば、これでめでたしめでたしでしょう。
しかし、この後更に自分を激怒させる事が待っていました。(実際には帰国後ですが)
この後、実はタイムシェアの建物近くを自分達だけで訪れました。
すると、エレベーターから若い日本人夫婦が降りてきました。
下の階にたまたま用事があったのですが、エレベーターの表示がわかりにくかったのでその夫婦に聞いてみました。
するとその夫婦は、「多分これを押すと良いと思いますよ。」という返事でした。そして、去り際にここのエレベーターはわかりにくいとも言っていました。
こちらがビックリです。
まず、このエレベーターの上はタイムシェアの部屋しかありません。当然そこに宿泊しています。若いのに立派だなとも思いました。
では、なぜエレベーターを理解していないのか不思議な気持ちでした。
一般的なハワイ旅行の気をつける記事になります。
関連記事:ハワイ旅行の注意事項や気をつけること!トラブル体験からアドバイス!
ハワイのタイムシェアについて帰国後に調査!
どうしても気になったので、帰国してからタイムシェアについて色々と調べてみました。
すると、タイムシェアについて驚愕の事実を知る事になりました。
帰国してタイムシェアについて調べてみるきっかけとなった若い夫婦は、恐らく下記のどちらかのタイプである事は間違いありません。
日本でハワイのタイムシェアの説明会に参加すると?
日本でハワイのタイムシェア説明会に参加すれば3泊無料宿泊券が貰えるのです。
(参加するには、年収の条件などがあるようですが)
但し、有効期限が貰った日時から2ヵ月以内に予約をしないと無効になるようです。
ハワイのタイムシェアの部屋の宿泊体験?
条件は、ハッキリと把握出来てはいませんが、条件付きでハワイのタイムシェアの部屋を体験宿泊が出来るようです。
体験宿泊の条件は、ハワイ滞在中にタイムシェア説明会に参加する事になります。
ハワイのタイムシェアをお試し出来るチャンスがあるのです。
ハワイのタイムシェアを検討している人への提案!
ハワイのタイムシェアを検討している人への提案は、この記事には本来は不要ですが一応書いておきます。
ハワイに長期滞在する人や時間的に余裕がある人は、100ドル目当てでタイムシェアの説明会に行ってみてもいいかもしれません。
無料体験が出来る環境があればまずそちらを利用してみるのはベストではないかと思います。
ハワイでのタイムシェアには、当然メリットとデメリットがありますので十分に前もって検討してから説明会に行くようにして下さい。
維持費や管理費を必ず考慮する必要があります。
まとめ
ハワイ旅行中には、様々な日本人スタッフがタイムシェアの営業も仕事になっている傾向があります。
現地で長く働いている日本人のほとんどが、すっかり現地の人の考え方になっています。
それは至極当然の事で、そのように適応していかなければ生活していけません。
ハワイに旅行に行ってタイムシェアの説明会の勧誘をされる事を想定内にしておくと良いでしょう。
はじめてのハワイ旅行の場合や自分達のように初めてでなくても、その辺りの背景を知らずに説明会に参加して購入してしまう人も現実には多くいました。