
ここ最近のランドセルは、錠前留め具が自動でロックされるタイプが多くなってきています。
従来の手動ロックではなく、ワンタッチロックともオートロックとも呼ばれる自動ロックは、ランドセルに必要なのでしょうか?
そして、どのような仕組みなのかや故障や修理についても合わせて解説します。
ランドセルに自動ロックは必要か?
ランドセルの錠前留め具に自動ロックは必要なのでしょうか?
利便性を考えると、ランドセルにワンタッチロックなどのオートロックはあった方が良いでしょう。
しかし、必要かどうかと言われると即答は出来ません。
仮にランドセルに自動ロック機能が付いていなかった場合を考えてみます。
必要だと言う人は、子供がお辞儀や何らかの動きをした時にランドセルの中身を全部外に出してしまうケースがあるからです。
通常ロックをしていれば、このような場合でも大丈夫なのですが、子供のする事ですから手動だとロックをし忘れる事もあります。
特に低学年にこの傾向はあります。
必要でないという人は、このようなオートロックは最初の頃しか機能しないからと言われます。
現実問題としてこのようなケースは、結構あるかもしれません。
結論は、この章では出せません。もう少し検証していきます。
ランドセルの自動ロックの仕組みは?
ここで、総合的な判断の為にランドセルの錠前の留め具の自動ロックの仕組みについて簡単に解説します。

ランドセルのオートロックは、上の写真の中心にある留め具の下にある丸いボタンを押すとロックがかかるという簡単な仕組みです。
この状態で、手でボタンを押しても留め金が横から縦に変化します。

実際にランドセルを使用する時にはかぶせベロに付いている錠前の横長の部分で先程のボタンを押すという仕組みです。
この仕組みで理解できるように、自動ロックといても確実にボタンを押さないとロックはかかりません。
ここ部分は、第3章にも関係してきますのでよく理解しておいて下さい。
ランドセルの自動ロックの修理や故障は?
ランドセルの(錠前留め具)自動ロックの修理や故障はどうでしょうか?
実際にワンタッチロックが出来なくなる故障はかなりの確率であると考えられます。
しかし、実際に販売店やメーカーに修理に持ってくる人はあまり見受けられません。
考えられる理由は、以下の通りです。
少なくとも1年間や2年間は機能している為、故障した場合には手動でロックしている。
低学年でない場合には、故障しても自分でロック出来る。
低学年の間しか両親もランドセルに関心がない為、故障に気が付かない。
どうしても必要な機能ではない為、わざわざ修理に持ってくる程の事でもない。
ここで、ランドセルの留め具のオートロック機能が壊れる(故障)場合にアドバイスがあります。
全く自動でロック出来ない又は結構押さえ付けないと留め具が回らない場合です。
考えられるケースは、(第2章の下の写真)かぶせベロに付いている錠前が変形していきます。
下から上に反ってしまいます。理由としては、ランドセルを開ける時に上に力が加わり先端の部分(下側)が上がってしまうからです。
そうすると、ランドセルのカブセを閉じても丸いボタンの部分に錠前の横長の部分が当たらないようになってしまいます。
この程度の症状であれば、簡単に修理が出来ます。
錠前の上に反ってしまった部分を金槌などで叩いて水平になるようにすれば自動ロック出来るようになります。
自分で出来ない時には、販売店でやってもらってもいいと思います。
しかし販売店によっては、出来ない又はこの原理自体を認識していない場合には大事(メーカーに送る)になってしまう事もあります。
これ以外の場合の故障で修理の場合にもメーカーに送る事になってしまいます。
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ランドセル全般に関する記事になります。是非読んで下さい。
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まとめ
ランドセルの自動ロックが必要かどうかは、実際の所各家庭の考え方によって当然違いが出ます。
確かにオートロックは、低学年の間は壊れる事が少ないし便利だと思います。
しかしランドセル選びの優先順位では、自分の中では必ずしも上位ではありません。
ランドセルの選び方でもっと重要なポイントは他にあると考えています。
右の写真の一番下の所に注目して下さい。
普通のランドセルには、右のようなラバーをしてありません。
この部分は、ランドセルを開けた時にかぶせが開けた時の反動で自分の方に戻って来て顔などに当たるケース(結構あります)を想定しています。
非常に地味であまりセールスポイントにしていないですが、こういった細かいポイントが大事だったりします。
こういった細やかなポイントに注意して作ってあるランドセルは、他の部分にも良心的に考えられている可能性が高いです。
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