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花粉症の咳や痰と風邪との違いは!鼻水や喉痛いのはどっち?


一般的な(多くの人に共通する)花粉症の時期は勿論あります。

しかし、他のアレルギーを持っている人にとっては自分の該当する花粉などが飛散する時期が本当の意味での花粉症の時期になります。

仮に、多くの人にとって花粉症の時期でない時に、咳や痰や鼻水やのどの痛みなどが出てきたら風邪と思いますか?

多くの人が、風邪をひかない時期に上記の症状が現れたら花粉症と思いますか?

このように考えると、どっちなのか訳が分からなくなってしまいます。

基本的には、花粉症と風邪の症状の違いはあります。

この記事では、咳や痰や鼻水やのどの痛みに関する一般的な花粉症と風邪の違いについて簡単に説明します。

最後には、自分なりの見解も付け加えていますが、あくまでも個人的な意見ですのでその旨ご了承下さい。

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花粉症の咳や痰と風邪との違いは!

花粉症の咳や痰と風邪との基本的な違いは、以下の通りです。

花粉症が原因のは、一般的に乾いたタイプの咳になります。

気管支の痙攣や気道の炎症が原因と言われています。

花粉症は、乾性咳嗽と言われる痰がからまない乾いた音がする咳です。
風邪の症状のは、一般的に痰が絡んだようなタイプの咳になります。

喉の奥で炎症が起こっている為で、場合によっては気管支炎や肺炎の可能性もあります。

風邪は、湿性咳嗽という湿った咳であることが多いです。

主にウイルス感染によって起こります。

ウイルスに対する炎症反応により鼻水が喉に落ちたり咽喉頭や気管や気管支などの表面から粘液が多く分泌されて痰になり咳が出ます。

花粉症の代表的な症状は、くしゃみや鼻水や鼻づまり等のアレルギー性鼻炎です。

鼻水が多く出ると鼻の奥から喉に流れ込んで、後鼻漏として食道や気道に流れてしまう事もあります。

この後鼻漏が気道に入ると激しい咳が起こります。

花粉の多くは、鼻粘膜や口の粘膜で抑え込まれますが、奥の気管粘膜にまで付着することもあります。そうなると、気管粘膜は粘液で花粉を包み込んで痰になります。

咳を繰り返していると気道粘膜が損傷を受けてしまい、軽い刺激にも過敏になり咳が出てしまうという悪循環に陥ってしまいます。

花粉症に起因する後鼻漏や感染を伴わない痰は白や透明でさらさらしていますが、細菌やウイルスの感染を伴うと黄色や緑っぽい色になります。

黄色や緑色の痰が出る場合は、花粉症だけでなく何らかの感染が起こっている結果かもしれません。

花粉症と関連あるアレルギー性の咽喉頭炎や、気管や気管支炎の咳と風邪など感染性の咳を同時に発症している事もあります。

更に言えば、咳には他の病気が隠れている事もあります。

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花粉症か風邪か鼻水や喉痛いのはどっち?

花粉症は、一般的にアレルギー性鼻炎の事を言います。

花粉症は、花粉などの抗原に対するアレルギー反応でサラサラの透明な鼻水やくしゃみや鼻づまりが主な症状です。

咽喉頭や気管や気管支などの気道にアレルギー反応が起こり、咽喉頭炎や気管支炎が起きて咳が出る事あります。

くしゃみや鼻水や鼻づまりに代表されるアレルギー性鼻炎の症状は、花粉が鼻粘膜に付着する事に起因しています。

風邪の場合の初期の鼻水は花粉症と見分けが付きませんが、時間が経過すると黄色いネバネバになってきます。

ですから、色と粘り具合で花粉症か風邪かどっちかを判断する事になります。

喉の症状では、花粉症が原因の症状の場合かゆみやイガイガする事が多いようです。

風邪の場合は痛みを感じる事が多いようです。

この事から推測すると、喉が痛い時には風邪の可能性が高いようです。

但し、個人差は結構あるかもしれません。

参考になるかどうかわかりませんが、自分の場合は、花粉症になりそうな時には目の奥が痛くなります。

(耳鼻科の先生によっては、目の奥ではなく鼻の奥ではないかとも指摘されますが。)

一般的に花粉症の症状では目はかゆくなりますが、そうではありません。

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個人的な見解

花粉症の咳や痰と鼻水や喉が痛い症状の風邪との違いを一般的な見解のみで書きました。

(自分は医療関係者ではありませんので。)

しかし書いていて何なんですが、かなり疑問点がありました。

理論通り(教科書通り)にはいかないのが人間の身体ではないかと思います。

例えば、咳一つとってみても原因は様々です。

よく言われているのが、咳や痰はそれ自体は(周りや衛生的に)良くないが偉いと言う事です。

何を言っているかというと、咳や痰は体に良くない物を体外に出す為に存在意味があります。

ですから、もしも痰が出たら速やかに体外に出すのが本来は正しいのです。

咳は、のどや気管にある異物を体外に出す為にしています。

咳が出るような状況になったら、水分を補給する事を強くお勧めします。

自分の経験上言いますと、水分を補給すると痰のような物を出しやすくなります。

体験談

実は、この記事を書こうと思ったキッカケがあります。

花粉症や風邪が流行る時期でもない時に、咳がひどい状態になりました。この時には、一度すると咳が止まらない状態でした。

咳自体は、前述したように必ずしも悪いとは言い切れませんが限度があります。

そこで、直ぐに耳鼻咽喉科に通院して花粉症やアレルギー性のせきか検診してもらいましたが、違うという診断。

こちらとしては、半分ほっとしたのも事実ですが、何はともあれ咳を止めるのが先決ですのでせき止めの薬を処方してもらい暫く飲み続けました。

しかし、一向に症状が治まる兆しが見えず、再度耳鼻科を訪問して更に強い薬を出してもらいました。

それでも咳は止まりませんでしたので、セカンドオピニオンという事で内科を受診。

あらかじめ耳鼻咽喉科の薬の内容を見せて受診しましたが、内科の先生は不思議そうでした。

処方された薬は相当強いタイプでそれでも効かないのかということ。

咳のし過ぎで肺炎を起こしていても厄介なので色々調べてもらって、違うタイプの同程度の薬を飲む事になりました。

結論を言うと、それでも改善されず、更に違う薬(咳止め)を増やしてもらってやっと完治。

その後(5年以上なりますが)その時期になっても咳が出る事はありませんし、体のどこそこが悪くなったという事もありません。

自分の見解では、何かの花粉症(アレルギー)になりかけていたのを抑え込みに成功したと思っています。

最終的には、自分の身体は自分が一番理解しているし、注意しなければいけないと痛感。

喉の乾燥には人一倍気を付けていますし、適度な水分補給はおすすめです

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