
料理を作る事は好きだけど片付けが面倒だったりできない人が多いようです。
料理の片付けにはコツはあるのでしょうか?
料理の片付けが苦手でしない人への提案になります。
ここ最近の傾向として、職場に自分で弁当を作って持っていくという弁当男子に代表されるように料理好きの男性が増えたように感じています。
一方では、全く料理をしない或いは出来ない女性も増えてきているのではないかと個人的には思います。現代では、惣菜などの充実で自分で料理をしなくても不自由しないからです。
食べるのは好きだけど作るのは苦手でやりたくない、作るのは好きだけど片付けがやりたくない、疲れて帰ってきてやる気が起こらない、などのやらない理由は色々考えられます。
一人暮らしや実家暮らしであれば、そういう状態でもいいでしょう。しかし、そうではない立場にいる人は、それでは済まされません。生活自体ができなくなってしまいます。
好き嫌いや得意苦手にかかわらずやっていかかなくてはなりません。切実に困っている人が結構いるようです。主婦の皆がみんな家事の全部が得意というわけではありません。
このことを案外分かっている人は少ないようです。当たり前のようにやっていても実は結構苦労している人もいます。
何事もやっていくうちに上手になるということは多いと思いますが、どれだけ長い時間を費やしても上手くならない人も現実には残念ながらいます。
では、この人達の違いは一体何なのでしょうか?自分なりに考えてみたいと思います。
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料理の片付けのコツはありますか?
料理が出来ない或いはやりたくない理由の大部分は時間がかかり過ぎることではないかと考えています。そこで、手早く短時間で出来るように工夫します。
まず作ることを中心に考えてみます。
短時間で手早く料理が出来る人の共通点は下準備を前もってしておく事です。
フードコーディネーターの方の話でよく言われるのは、以下のようなことです。
買い物から帰ってきてそのままスーパーのパックやトレーのまま冷蔵庫に入れない。
物によっては、加熱して冷凍保存する。
物によっては、ざく切りして水にさらし容器の下にキッチンペーパー引き冷蔵庫にいれる。
具体的には買った野菜を袋から出して色々な大きさや切り方で切って容器に入れ冷蔵庫に保管する。色々なバリエーションに使用できる。
例えばピーマンなら、細く切った物はチンジャオロースに使えるし、大きめに切った物は酢豚に使える。
自分の家の味に合わせた万能ダレを常備しておく。常備菜も用意しておく。
どうですか?あくまでも下準備(仕込み)ですので買い物から帰って来た時についでにやるということのようです。後は、空いた時間にまとめて下準備をしてもいいでしょう。
片付けを絡めて考えてみます。
よく言われますが手早く料理が出来る人は、作りながら洗い物もしています。
その為に大事なことはいわゆる段取りをしっかりとすることです。何をどういう順番に作っていくのかを決めておくのです。そうすれば、やるべきこともハッキリしてきます。
その日に作る料理の材料を出しておいて、煮物があれば先にお湯を沸かしておいて、その間に使う全部の材料の水洗いをします。
次に汚れない材料から順番に切っていきます。切ったころにお湯が沸いていたら煮物の材料を入れます。
包丁やまな板はもう使用しませんので、ここで洗ってしまいます。水切りに使ったざるやボウルもあればこの時に洗ってしまいます。
一番時間のかかる煮物を作っているうちに炒め物や焼き物をやっていきます。
鍋も空いたものが出たら並行して鍋を火に任せている時間があれば手早く洗ってしまいます。
料理は好きだけど片付けるのは面倒だという人の共通点。
実際に食べ始める時に調理器具の全てが洗ってある状態になっていれば一番いいのです。
手早く出来る人はこの状態になりますが、そうでない人は、シンクが鍋やボウルやまな板や包丁などで既に一杯になってしまっています。
食事が終わってから食器をシンクの所に持っていこうにもシンクが一杯です。ですが、洗い物をしないような人は、どんどん重ねるようにシンクに入れてしまいます。
この時に汚れ具合や大きさや種類に分けて入れればいいのですが、それすらしない人も多いようです。するときは
このようになってしまいますと、いざ洗い物をしようとしても収拾が付かない状態から始めないといけないので無駄に時間がっかてしまいます。
ただでさえやりたくない作業の意欲が低下してしまいます。
料理の片付けができない人やしない人への提案!
料理の片付けが面倒だからしないという人が意外にも多いと聞きました。ごく身近にも存在しています。
このような場合に最近よく聞くのですが、家族で役割を分担すると良いようです。つまりは、作った人と洗う人を別にするのです。(救済措置的なアドバイスです。)
この場合には(後から他の人がやってくれるので)手早く片付けながらの料理方法にはなりません。
洗う立場になった人は、前もって家族に食器やコップや箸の置き場所を指定して洗いやすく出来るようにする必要があります。
洗い物のコツは当然ですが、汚れの少ないものからやり始めます。スポンジも出来れば、通常用のものと油汚れ用のものを分けると良いです。
ソースや残り物の汁や油汚れなどは、ます端切れや古新聞などで拭き取ってから洗うようにすると結構簡単に洗い流すことが出来ます。
ですから、ここでも端切れや古新聞を10センチ四方位に切った物をシンク近くに置いておくと時短になります。
作る人と洗う人が別々の場合には、更にこんなやり方があります。(作る人が嫌がらないという大前提が必要ですが)
手早く片付けながら一人で料理する人の作業を二人でするのです。これですと、食べる時にはシンクに何もない状態になりますし、洗う人の食後の負担も大幅に軽減出来ます。
個人的にはおすすめだと思います。しかしながら、何度も言いますが大前提が必要です。(作っている横でウロチョロされると気が散って出来ないと言われる恐れが大ですから。)
まとめ
短時間で手早く料理が出来る人は、下準備を前もってしている。
手早く料理が出来る人は、作りながら洗い物もしている。
洗い物をする時は種類ごとに分けて汚れが少ない順にシンクに入れる。
とにかく段取りしっかりする事が肝要である。