
バレンタインデーにチョコレートなどのプレゼントを貰った人はいますか?
その内のどれ位の人がホワイトデーにお返しをしているのでしょうか?
バレンタインがじわじわと浸透してきた当初は、ほとんどの人がお返しになどはしていませんでした。
ところが、そのうちに何かお返しをするのが当たり前の雰囲気になってきました。
ホワイトデーというネーミングで世間が色々と慌ただしくなってきたのです。
年を経る毎にどんどんエスカレートして今のような状態になってしまいました。
自分の子供や親戚の子供が、バレンタインデーにチョコレートを貰ってホワイトデーにお返しをするのに苦悩しているとします。
「どうしてこんな馬鹿げた風習が出来てしまったんだ。お父さんお母さん(叔父さん叔母さん)詳しく教えて。」などと質問されるとどう答えますか?
大まかな事は適当に答えられますが、大人としての威厳のある説明をしたいものです。
という事で、バレンタインデーに引き続きホワイトデーについても詳しく調べてみました。
Contents
ホワイトデーのお返しの由来や起源は何ですか?
順番的に言ってバレンタインデーの方が早くあったというのは理解出来ます。
バレンタインデーについても詳しく調べた記事がありますので、ご存知でない人は先に読んでみて下さい。
関連記事:バレンタインデーの由来を子供に!日本だけ女性からチョコレート?
ホワイトデーは日本で生まれた独自の習慣です。
バレンタインデーが定着してくると、若い世代の間でお返しする習慣が出来てきました。
この状況を見た菓子業界では昭和50年代に入って商品群ごとに月日を定めて、マシュマロやクッキーやキャンデーなどをお返し品として宣伝するようになりました。
ホワイトデーは日本発祥の風習ですがその由来は諸説あるようです。
3世紀のローマで恋愛結婚の禁止令を破った若い男女がバレンタイン司教に救われ、司教の殉教(2月14日)から1カ月後に男女が永遠の愛を誓い合った話に由来。
この話がヨーロッパや世界中の多くの人々に語り継がれ、「ポピーデー」「フラワーデー」
ホワイトデーのマシュマロの意味は?
バレンタインデーにはチョコレートを贈り、ホワイトデーにはチョコレート入りのマシュマロをお返しすると事実上決まっていました。
1978年の3月14日に福岡市の菓子店・石村萬盛堂がバレンタインデーのお返しとしてチョコマシュマロを「マシュマロデー」として売り出しその後全国に広がったという説。
女性から先に貰った愛を男性の純白な愛で包んでお返しするという意味合いがありました。
当時は今のよいうに義理チョコは存在していなかったので、バレンタインデーもホワイトデーもどちらも本命同士が行う行事だったのです。
雑誌が調査したバレンタインデーのお返し人気アイテムの上位にマシュマロがあったのも理由の1つだそうです。
しかしマシュマロは、昨今では反対の意味に扱われているようです。
現在のホワイトデーのお返しの商品の意味は以下の通りです。
マシュマロ 貴方の事は嫌いです。
クッキー ずっと友達でいて下さい。
キャンディ 貴方の事は好きです。
マカロン 貴方は特別な人です。
キャラメル 貴方と一緒にいたら安心する。
マドレーヌ 貴方ともっと仲良くなりたい。
マシュマロには、
貰ったチョコレート柔らかく包んでお返ししますという意味。
口に入れると直ぐに溶けてなくなる事から忘れるとか長く続かないという意味。
の2説の意味から嫌いを表すことになったようです。
どうしてこのように変わったのかのいきさつは詳しくわかりませんが、マシュマロの商売をしている人々にはショックな現状です。
ホワイトデーのキャンディーの意味は?
全国飴菓子工業協同組合は、バレンタインデーでチョコレートの贈物を貰った男性がお返しする3月14日のホワイトデーはキャンデーを贈る日にする事を決定。
全国飴菓子工業協同組合の1978年名古屋での総会で飴菓子業界の総意として全飴協ホワイトデー委員会が組織された。
その後2年間の準備期間を経て、1980年3月14日に第一回ホワイトデーが世に生まれた。
ホワイトデーの由来で名前はどうやって付けられたのですか?
バレンタインデーのお返しの日を全飴協がホワイトデーとして定める迄は、欧米の習慣にならい「ポピーデー」「フラワーデー」「クッキーデー」など様々な名前がありました。
全飴協では、ホワイトは純潔のシンボルでありティーンのさわやかな愛にぴったりとの考えでホワイトデーと名付けました。
まとめ
ホワイトデーは、日本で生まれた独自の習慣。
ホワイトデーは、日本が起源の風習ですが由来は諸説あるようです。
ホワイトデーの名前は、全飴協によって決められた。
最近では、マシュマロとキャンディよりもクッキーが喜ばれると言われています。
最初の頃のバレンタインデーとホワイトデーのプレゼントの交換は本命同士だけの行事。
今よりもチョコレートを貰ってお返しをする事の重みが全く違いました。