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節分にいわしを食べる地域と由来?柊鰯の飾り方と期間と処分は?

 

生まれ育った地域が異なると、色々な面で違いがあるようです。

特に昔からの風習や習慣などは、当人は当たり前のように思っていて、なにも疑問に思いません。

しかしながら、他の地方の人から見ると、不思議な事や滑稽な事なども多々あります。

 

反対に、自分達が普通に行っている事も、他の地域の人には同じ様に映っている事でしょう。

節分における風習や食べ物の習慣などは、結構この様な事が多いような気がします。

恵方巻きのように、ある地域の限定の風習が全国に広く行き渡る例も最近は出てきています。

 

これは、自然に広まったというよりも特定の大手企業の力の影響でそうなった場合の方が昨今は多い様です。

この事は風習や習慣だけに留まらず、食べ物などは特に多い様に思います。

テレビなどの影響も大いにあるかもしれません。

 

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節分にいわしを食べる地域と由来は?

冒頭に書いたように、節分には各地で特有な物が食べられているようです。

節分に、いわしを食べる習慣がある地域があります。

いわしには、DHAやカルシウムや鉄分などが豊富に含まれていますので、節分に限らず食べる事は一般的にあります。

 

なお、節分にいわしを食べる習慣があるのは、主に関西地方の人のようです。

節分にいわしを食べる事には、身体の中の邪気(鬼)を追い払うという意味があります。

いわしを焼く時に煙が立ち込めます。邪気(鬼)は煙を嫌って近付かないのが由来だと言われています。

 

鬼は、いわしの煙と臭いが苦手なため、厄除けになると考えられて平安時代から使用されています。

それをもっと応用して、鰯を焼いて頭を玄関に飾ると鬼の侵入を防ぐと考えらました。

ヤイカガシ(焼き嗅がし)と呼ばれ、ヒイラギの棘や焼いたイワシの強い臭いで、鬼(悪霊)を追い払うようにします。

 

ヒイラギの葉には鋭い棘があり、近付いた邪気(鬼)の目を突き刺して撃退する為です。

柊の枝に鰯の頭をさして玄関に置いておくと邪気(鬼)が近付かないと言われています。

 

節分で柊鰯の飾り方は?

鬼が入ってくるのを防ぐ為に、柊の小枝に焼いた鰯の頭を挿した焼嗅を玄関先に飾ります。

柊(ひいらぎ)の葉っぱの棘は触れると痛いです。この柊の葉っぱの棘が鬼の目を突き刺すと言われていますが飾る時には取り扱いに注意して下さい。

鰓(えら)から目に向かって柊の枝を突き刺すのが正式です。

柊の枝に刺す時に柊の棘に気を付けて、鰯の口が上にくるように刺します。

 

いわしを塩焼きで食べる場合は、そのまま焼いて後で頭を外します。

いわしを煮物食べる場合は、当然ですが煮る前に鰯の頭を外して頭だけを焼きます。

乾燥したいわしを使用する場合は、イワシの頭だけを取って柊の葉の付いた方の枝の先に鰯の頭を突き刺します。
(小振りになりますが、めざしをひいらぎに刺す家庭もあります。)

柊の葉と鰯が上になる様に枝の下の方をガムテープなどで玄関の上に貼り付ければ完成です。

 

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ヒイラギについての補足

柊の花言葉は、(用心深さ・先見の明・保護)です。花言葉の用心深さは、柊の葉にトゲがあり無用に近づいたり触れたり出来ない事に由来しています。

モクセイ科の常緑小高木で、別名を鬼の目突きとも言われています。

初冬に咲く白い花は、同じモクセイ科のキンモクセイに似た芳香を放ちます。

 

ひいらぎは、ひりひり痛む意味のひひらぐ(疼ぐ)木から来ています。葉は光沢があり鋭い刺となった鋭鋸歯がある。

ヒイラギは、古くから魔除けになると信じられ、家の庭には表鬼門(北東)にヒイラギ、裏鬼門(南西)にナンテンの木を植えると良いとされています。

 

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節分で柊鰯の飾る期間と処分方法は?

一般的に柊鰯(焼嗅)は、正月行事が一段落する小正月(1月15日)の翌日から節分(2月3日)まで飾られます。

鬼の嫌いな柊の棘と鰯の臭いで鬼を退散させようとした風習なので、節分の豆撒きの意味と一致します。

 

節分の翌日の立春には取り下げます。最近では、物の性質上神社などでは焼いてもらえない傾向がありますので塩を塗して白い紙などに包めて可燃ごみに出すようにします。

又、地域や家庭によっては節分の日だけ飾ったり、反対に1年中飾っておく事もあるようです。

 

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まとめ

主に関西地域では、昔から節分にいわしを食べる習慣があるようです。

身体の中の邪気(鬼)を追い払うと言った意味があります。

邪気(鬼)は、イワシを焼く時に出る煙を嫌って近付かないとも言われています。

 

節分には、鬼の侵入を防ぐための柊鰯を玄関などに飾ります。

柊鰯は、焼いた鰯の頭を柊の枝に刺したものです。

鬼が、ひいらぎの棘といわしの臭いを嫌う事を利用した災厄除けの節分の飾りです。

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