
成人式に着物を着るとすると、最初に振袖を決める段階から実際に式が終わるまでには相当の労力が必要です。かなりの根気がないと途中で適当な所で妥協してしまいそうです。
別に適当な所で終わらせるという事は、ほとんどの人がそうなのですから決して悪い事ではありません。問題はどこまで親子が満足出来ているかです。
その為には、ここまで頑張ったんだから仕方がないというような過程があった方がいいです。
ですから、着物選びは余裕を持って早めからスタートして下さい。
特に当日のヘアーメイクや着付けの予約は最優先事項です。
行きつけの美容室があったりやってもらいたい美容室があればとにかく早い時期に都合良い時間を予約しておいてください。
場合に寄っては、とんでもない時間からスタートしなければならなかった人も実際にいます。
衣裳店と美容室が連携しているタイプもあります。そうすると、必然的に衣裳店も早く決める必要が出てきます。
実際に経験した事を踏まえながらアドバイス的な事を書いていきますので、当てはまる部分については参考にしてもらえれば幸いです。
成人式に着物の選び方のコツは?
着物選びは究極の所、沢山着物を実際に見て良さそうな物は試着する事に尽きます。
まあ一言でいうとこれで終わってしまいますが、順番に説明していきます。
まずは様々な呉服店や貸衣装店や百貨店やスーパー等で、成人式の着物のパンフレットやカタログやチラシを集めるます。
次に母親と本人が別々にそれらをチェックしていきます。この別々が肝心です。
そして、それぞれが良いと思った着物をお互いに出し合います。その着物が連載されているカタログを持ってその店に行って実際の商品と見比べてみます。印象が良ければ次に進みます。
カタログの着物がない店もあります。代わりに良い物があるかもしれませんが、この時点でこの店はスルーです。(接客した店員の態度が余程気に入った場合は除く。)
ここでの注意点です。最初の下調べの段階は母親(両親)と本人は一緒に行かない事です。あまり深追いすると追撃に合いますが、片方がいない場合は逃げ道が出来ます。
「今度は娘と(母親と)一緒に伺います。」感触が良かった場合は実際に行きますので接客してもらった店員さんの名刺を貰うか名前を聞いておきましょう。ここも結構ポイントです。
母親と娘さんが次第に着物に目が慣れてきて商品を見抜く力が出てきます。時間がかかるかもしれませんが親子が納得した衣裳店を決めていきます。
このようにして店2、3店舗に絞っていきます。この店選びが最も大事かもしれません。
似合う似合わない、判断基準は?
まずは、少しでも気になった振袖をドンドン試着していく事です。その為、接客店員のテキパキとした対応と適切なアドバイスが必須です。この時の為に前もって店を訪れていたのです。
試着の時にこちらの予算を予め言っておくといいです。もっと言えば、レンタルを考えているのか購入することが視野にあるのかという点についてもです。
次々に試着していくうちに本当に本人が好きな色や柄が明確になってきます。コツとしては、店員さんのおすすめする振袖も着てみることです。
衣装担当者さんは、言わずと知れたその道のプロです。そのプロのアドバイスを聞いてみると新しい発見があります。
どんなに似合うとしてもサイズが少しでもあっていないものは止めておいた方がいいです。
レンタル価格は、貸出回数や元々のグレードや制作年度などによって決まってきています。
安い物でも貸出回数が多いからという理由の場合は、逆に言うと人気があったことにも繋がりますので自分に合っていれば案外掘り出し物かもしれません。
こういったざっくばらんな問答が出来る店員に接客してもらうと助かります。
派手、シンプル、流行り、アンティークか?人気の色は?
柄は個人の好みの部分です。派手目なのがいいのかシンプルな物がいいのか、古典柄か流行りの柄かはどれも一度は試着した方がいいです。
顔の作りによっては、意外とアンティークな物が似合うこともあります。
一般的な成人式の着物の色ランキングには、三大人気色として赤、ピンク、黒、その次に紫、緑といった色が入っています。
最初は着たい色を試着するのが一番良いです。それがもし似合わない色であったならば、店員さんのアドバイスを聞いてみます。
成人式の着物を選ぶ場合に自分に似合う色が何色なのか理解できない人は多いそうです。
普段着ないような色が似合うこともあるのです。
成人式 の振袖の レンタルはいつから予約する?決める時期は?
成人式の着物をレンタルして写真はいつ?前撮りか当日か写真のみ?
成人式の振袖はレンタルか購入かリサイクルか?その他の選択肢は?
まとめ
着物選びは余裕を持って早めからスタートして下さい。
特に当日のヘアーメイクや着付けの予約は最優先事項です。
感性が合う衣裳店と接客店員が見つかれば、もう大丈夫!
少しでも気になった振袖をドンドン試着していく事です。
信頼できる店員さんのアドバイスに従ってみると、案外とすんなりと決定できます。